第826話 相手の圧力

2015年2月23日月曜日

第31部-野球実践編-

t f B! P L
カキィン・・・
カキイイン・・・
カキイィィイン・・・

浦辺「ドンマイドンマイ」

打順が2順もしていた。
初回で15点を取られた

送りバントでツーアウトを
とって9番打者のフライで
アウトをとっていた。

全員どんよりしていた。

浦辺「相手は全国クラスや
打たれてもしょうがない。
これが全国クラスやねん。
打席で少しは頑張ろうぜ」

しかし相手は手加減しない
全力で倒しに来ていた。

1番と2番を6球で三振に
軽く終わらせていた。

そして3・4・5番を
ツーストライクまで
追い込んだのに敬遠をして
6番打者で勝負をする。

浦辺「満塁にして6番で
勝負やと?なんでや?」

LP「そいつを倒せぇ。
ショートを三振にとれ」

LPのベンチがすごい。
圧力をかけてきていた。

その圧力にショートは
呑まれて三振していた。

次の回からはショートに
打球を狙って打っていた

全国クラスの打球は速く
ショートはエラーが多い

というよりも相手の圧力
に完全に呑まれていた。

実力以下しか出せない。

浦辺「みんな。声出そう
みんなでカバーしよう」

みんな小声で返事をする
もう試合を止めてほしい
感じがひしひしと伝わる

2回終了時点で得点は
32対0だったから・・

これ以上は恥だったから
観客も多かったのもある

監督が向こうにコールド
扱いで終わらせてもらう
ように話をしにいった。

そして戻ってこういった

監督「2回コールドで
終わらせてもらえたわ。
ええ勉強になったよな」

全員がホッとしていた。

LPはさっさと帰る用意
をしはじめていた。

浦辺「なんか言われて
ませんでしたか?」

監督「そう言えば・・・
変なこと言ってたなぁ」

浦辺「どんな事です?」

監督「一軍同士で勝負を
したかったんですけどね。
って言ってたんやんか」

浦辺「どういう事です?」

監督「さぁ。わからんわ。
それより挨拶してこいよ」

完膚無きまでに負けたのに
他の高校からの練習試合の
申し込みは耐えなかった。

強豪高校からの申し込みが
多々増えていた。

しかし全員自信を失くす為
もう断るようにしていた。

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