第823話 先輩達

2015年2月20日金曜日

第31部-野球実践編-

t f B! P L
蓮「だったらな。赤井。
尊敬なんてせんでいいから
同じ族の先輩達と一緒に
楽しく過ごしてみろや。

幹部でも下の者でも先輩の
人を先輩として扱ってな」

赤井「なんでですか?」

蓮「お前はモヤモヤがある
兄貴を尊敬しているけど
兄貴のやってきていた事は
知らないんか否定してる」

赤井「兄貴のやってた事?
総長でどっしり構えてたと
しか思えないんですけど」

蓮「それは表向きやろ?
どっしり構えているだけで
赤雷の総長であり神戸連合
の頭になれるわけないぞ」

赤井「そうですけど・・」

蓮「見えない所で地味な事
もできてる人やねんやんか
だからあんなに尊敬されて
誰よりも憧れになったんや
兄貴と同じ事をやるねん。
そうすればわかるやろな」

赤井「何がですか?」

蓮「なんかがわかる」

赤井「適当じゃないですか
そんなんでいいんです?」

蓮「先輩次第になるけどな
神戸連合なら大丈夫やろ。
いちびりおらんやろうし。
自慢できる族っぽいしな」

赤井「そうでもないですよ
野田さんの族は?羅針って
いうのはどうなんです?」

蓮「あー。どうやろうな。
俺は去年に辞任したから」

赤井「えっ!?引退ですか?
まさか辞めたんですか?」

蓮「そうそう」

赤井「なんで野田さんが?
引退したって聞いてない」

蓮「あれ?そうなんか?
俺じゃあまとめれなくてな
信頼される奴に任せたわ」

赤井「そんな・・それなら
羅針を一目置く理由って
なくなるじゃないですか」

蓮「一目置くって?」

赤井「神戸連合4つの族に
羅針と四神が認められて
総長の引退と同時にその
認めは無くなるっていうの
が俺達の間の話なんです」

蓮「あれ?聞いてないよ」

赤井「神戸連合のトップの
間だけの話ですから・・・
知らないと思いますけど」

蓮「ふーん。そうなんか。
もう俺には関係ないけど」

赤井「本当の本当に族を
引退したんですか?」

蓮「引退ではないかな。
辞任して抜けた感じや。
引退式もしてへんしな」

赤井に詳しく話をした。

本当に引退したという事
をしつこく聞かれたから

そしてわかってくれた。

納得してない感じだけど
本当だとわかってくれた

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ