第819話 空手使い

2015年2月16日月曜日

第31部-野球実践編-

t f B! P L
斉藤「じゃあ行きます」

斉藤が崩拳を打ってくる。

蓮「はえぇっ・・・」

動作が小さく重心も
ぶれずに打ち込んでくる。

俺も崩拳を打っていた。

斉藤「ぐっ・・・」

蓮「いたっ・・・」

お互い相打ちだった。
一旦下がって距離をとる。

蓮「あれっ?当たった」

初めてパンチが当てれた。
瀬戸や村田には当てれずに
いたから少し驚いた。

瀬戸「ボーッとすんなよ」

蓮「へっ?うわっ・・・」

斉藤が詰め寄ってきてた。
左の中段蹴りで蹴ってきた

それから何発か殴られる。
ある法則性を見つけた。

蓮「こいつ・・・空手?」

動きと打撃が滝と似ていた
攻撃が一撃を重視してた。

斉藤「おい。真剣にやれや
なんで反撃してこんねん」

蓮「いてて・・・おいおい
俺にそんな反撃の技術が
あるわけないやないやんけ
瀬戸と比べんとってくれ。
それに俺お前より格下や」

斉藤「・・・そやったな」

蓮「まぁでも・・行くよ」

俺は右翼の構えをとった。

斉藤「あの構えって!?
十傑以上の構えやないか」

蓮「十傑以上の構え?
知らんわ。そんなもん」

俺は間合いを詰めていく。
そして脇腹を蹴りに行く。

斉藤はガードをしていた。

それが判断できたから足を
伸ばさずに膝の高さを変え
折りたたんだ足を伸ばす。

瀬戸「おおっ。やるやん」

テコンドーの蹴りをした。
斉藤の顔にモロに入った。

斉藤「っ・・・」

斉藤が崩れそうになる。
でもなんとか踏ん張ってた

蓮「次の攻撃どうしよう」

俺は攻撃を悩んでいた。
こんなに綺麗に入るとは
思っていなかったから。

瀬戸「そこで体当たりや。
相手を吹き飛ばして倒せ」

瀬戸の声が飛ぶ。
俺は言われるままに動いた

斉藤に体当たりをして
一緒に倒れてしまった。

瀬戸「一緒に倒れるなや。
相手が寝技持ってたらお前
の負けやったところやぞ」

その言葉で判断をした。
斉藤は寝技を持っていない

俺はマウントをとることに
集中して動いていた。

そしてなんとかとった。
斉藤は顔をガードしていた

蓮「たしか・・・ロバート
はこうやってたよな・・」

俺は斉藤の両肩を殴った。
ロバートが有也にたいして
やったことを覚えていた。

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