第817話 呼び出し

2015年2月14日土曜日

第31部-野球実践編-

t f B! P L
翌日の昼休みに・・・
俺は斉藤に呼び出された。

場所は屋上。呼び出さなく
てもそこにいつも行ってる

扉を開けると斉藤達がいた

斉藤「お待ちしてました。
わざわざ来ていただいて
ありがとうございます」

蓮「呼び出さなくてもな。
いつもここに来てるけど。
陳式太極拳が日課やねん」

斉藤「そうなんですか?
それじゃあ呼び出さなくて
もよかったんですかね?」

蓮「まぁ。そういう事やな
で・・用件はなんなの?」

斉藤「納得が行かなくて」

蓮「納得?なんのや?」

斉藤「瀬戸さんがね・・・
認めてるっていうのがね」

蓮「瀬戸が俺をって?
アホか。んな訳あるかいや
俺は去年あいつにシバかれ
兄貴の弟やからって言われ
て優しくしてくれてただけ
であって認める訳ないわ」

斉藤「それは知りません。
でも昨日言ってたんですよ
瀬戸さんが自ら野田さんの
ことを認めているって」

蓮「へっ?ウソやろ?」

斉藤「本当なんですよっ」

斉藤が俺に突きをしてきた
俺はその突きを払っていた

蓮「なにするねんや?」

斉藤「俺と戦って下さい。
俺はずっと瀬戸さんに憧れ
力になれると思ってました
でも・・・選ばれなかった
それが悔しいんですよ」

蓮「斉藤・・・」

斉藤と少し距離をとった。
そして少し考えていた。

俺は斉藤の強さを知ってる
斉藤は俺と同じぐらい強い

以前に赤井とのタイマンを
見ていたのでそれは分かる

もしやるとなると・・・
怪我することが避けれない

もし・・・手や足を痛めて
しまったらみんなでやって
きたことが台無しになる。

でも斉藤の気持ちもわかる
どっちをとるかってことだ

その時・・・扉が開いた。
俺達の視線は扉に向いた。

赤井「ん?斉藤達かいな。
あれっ?野田さんまで?」

赤井がやってきていた。
1人で屋上へやってきた。

斉藤「赤井。帰ってくれや
今日は屋上から出てくれ」

斉藤は事情を話していた。

赤井「そうはあかんねんや
俺もお前らと一緒やから」

斉藤「なんやと?」

扉が勢いよく開いた。
足で蹴って開けていた。

瀬戸「ん?なんやねんや。
赤井ってのに呼び出されて
なんでお前らがおんねん」

赤井は瀬戸を呼び出してた
俺を上から目線で扱って
斉藤が尊敬していたから
興味を持ったらしい。

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