練習試合と練習を繰り返し
1ヶ月が立ち6月になった
野球を始めて2ヶ月・・・
俺達は試合に慣れてきた。
毎週土曜日に1試合をやり
日曜に3試合をやっている
練習試合にしてもほとんど
負けてはいるが相手の動き
を色々盗みながらやってた
練習では相手のよかった
動きを真似して盗んでいた
そんなある日・・・
俺は体操服に着替えて練習
場へ向かおうとしていた。
赤井「あれ?野田さん?」
蓮「おう。赤井たちか?
今から帰りなんか?」
赤井軍団が帰る途中だった
いつもの仲の良い5人組み
赤井「はい。帰りですよ。
今からマクド行くんです。
野田さんは?わざわざ
体操服でどうしました?」
蓮「あー。ちょっとなぁ。
青春させられてんねんや」
赤井「青春?なんの?」
蓮「スポーツや・・・」
赤井「スポーツって?」
その時奥で瀬戸が見えた。
瀬戸が俺を呼んでいた。
瀬戸「おーい。野田ぁ。
現場まで送ってくれやぁ」
蓮「あれ?原付ちゃうん?
めっちゃ珍しいやんけ」
瀬戸「たまには電車や。
ほれ。乗っけてってくれ」
蓮「へいへい。了解です。
じゃあまたな。赤井達」
瀬戸と一緒に去っていく。
俺は嬉しそうだったらしい
赤井「なにやってるんや?
野田さんがスポーツやと?
あの人。羅針の総長やろ?
不良がなんでスポーツ?」
大悟「後をつけてみる?」
赤井「いや・・・いいわ。
また別の日に聞いてみる」
大悟「じゃあマクド行こう
最近いっつも一緒やけど」
赤井「高校入っても暇やな
結構つまらんもんやしな」
大悟「斉藤達も誘うか?」
赤井「斉藤は先輩と一緒に
遊ぶって言ってたけどな」
大悟「そうか。つまらん」
そして・・・俺達は・・・
蓮「オラぁ。もっと本気で
打球を打ってこいやぁぁ」
森野「これが限界ですよ」
瀬戸「野田は上手くなった
なかなかセンスあるやん」
俺は打球を捌けていた。
打つ前にバットの方向を
見て打球の方向を予測した
これもずっと試合をして
学んできたことだった。
そして・・・その翌日。
今度は瀬戸が聞かれていた