第806話 意気消沈

2015年2月3日火曜日

第31部-野球実践編-

t f B! P L
とりあえず打席に向かう。
ピッチャーを見ると1年は
俺を見て皮肉に笑っていた

蓮「あ?コラぁ。1年が」

1年に睨みつけていた。
1年相手に威圧していた。

打席に入って構える。

1打席勝負を思い出す。
あれ?そういえば・・・

1打席勝負で俺は瀬戸の
球を打てた事がない。

なのに打てるのだろうか
なんか自信が無くなった

そう考えているうちに
ツーストライクになってた

蓮「うおっ。待ってくれや
くそっ。この1年生がっ」

カーブを投げてきた。
タイミングが合わず空ぶる

三振して帰ってきてしまう
瀬戸にめっちゃ怒られた。

サードは打たな価値が無い
打席で考え事をするなと。

今度は守備の番だった。

ピッチャーは松田だ。

松田「打たせて捕るぞぉ。
バックに任せまーす」

全員「OK。任せろや」

みんなが松田を援護する。

橋本「バック?後ろ?」

蓮「守備のことですよ」

橋本「あぁ。そうなんか
おおっ。任せてくれや」

1人だけ遅れて答える。
味方として恥ずかしい。

敵にもバカにされていた

先頭打者が打席に入る。
そして・・・キィン・・

1・2塁間を抜けていた
セカンドは動けてない。

打球がすごく早かった。
2塁打を打たれていた。

2番打者は送りバント。
ランナーが3塁へ進んだ

3番がライト前ヒット。
1点を先制された。
ランナーは一塁で止まる

そして4番に打たれる。
ホームランを打たれてた

1回ワンアウト3失点。
まだ始まったばかりだ。

もう意気消沈していた。
全員ショックを受けてた

俺とロバートはわからない
ショックを受ける意味が
何もわかっていなかった。

瀬戸がベンチから叫ぶ。

瀬戸「おーい。これが手本
これが1~4番の仕事や。
相手の心をこう折るねん。
今のお前らみたいになぁ」

橋本「ふーん。そうなんか
1~4で点をとるだけや
なくて心も折るねんなぁ」

その言葉で元気が入る。

浅井「折られてへんわぁ。
これからやろーがぁ」

青田「おい。松田ぁ。
投球に集中していけや。
取り返してやるからやぁ」

瀬戸「それでええねんや」

全員踏みとどまっていた。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ