第803話 申し込み

2015年1月30日金曜日

第30部-野球挑戦編-

t f B! P L
さらに2週間ほど練習する
練習を始めて1ヶ月が立つ
もう5月になっていた。

全員24式太極拳は覚えて
俺は陳式老化一路を覚えた

練習も同じ事を繰り返して
基礎とフォームを覚えた。

暴投する事は無くなった。
打撃練習が多くなった。

と言ってもほとんど素振り

一打席勝負で打てないから
感覚はまだよくわからない

瀬戸はこの1ヶ月は指導。
ろくに練習はできてない。

森野はバットを振っていた
俺の守備練習を付き合って
もらう時以外は振ってた。

ロバートはキャッチャーも
ほんの少しだけやっていて
瀬戸からボールが捕れれば
それでいいと言われていた

それが少し疑問だった。

ピッチャーやバッティング
では発展を求めていたのに
キャッチャーでは求めない

捕れればいいってことだけ
それはロバートじゃなくて
もいいのでは?と思った。

まぁでも野球らしくなった
朝にミーティングをした。

瀬戸「なんとか素人組みも
形になってきたからさぁ。
試合をしてこうと思うねん
けどどうかなぁ?」

野球経験者が盛り上がる。
全員試合したいってことだ

蓮「試合って7月やろ?」

瀬戸「練習試合のことや。
このチームは試合の経験が
無いから後は実践で課題を
探してやっていかんとね。
今のままの練習やったら
これ以上する意味ないわ」

確かにその通りだった。
惰性での練習になってた。

そしてどことやるか・・・
それが全員気になった。

瀬戸「適当に探しておくわ
弱い所で互角ぐらいやろ。
強い所とはできへんしな」

瀬戸が探すということだ。
弱い所と対戦をするって事

それを聞いて安心した。
そして意味深な事を言った

瀬戸「俺達はグラウンドが
無いから全部遠征なるぞ。
1日3試合はやるからな」

1日3試合も試合をする。
これがハードだと思ってた

その日の午後・・・
さっそく練習試合のアポが
とれたと言う事だった。

相手は意外な所だった。
大阪桐蔭に申し込んでいた

野球経験者は驚いていた。
大阪桐蔭は大阪の強豪だし
全員兵庫県の学校だと思い
弱い所と戦うと思ってた。

瀬戸「全部遠征って言った
やろ~。それに安心しろ。
相手はレギュラーやない。
1年が相手やねんからな」

野球経験者いわく・・・
それでも強いってことだ。

中学で有名な奴とかが入る
未来のレギュラー候補だ。

そんなのには適わない。
そういう事を言っていた。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ