第794話 オリジナル

2015年1月21日水曜日

第30部-野球挑戦編-

t f B! P L
橋本「まず外三合から
合わせてみたいけど」

外三合は体の3つの力。

肩と股の和合
肘と膝の和合
手と足の和合

を合わせる事を言う。
この外三合が合うと
力を利用せずとも別の
力を発生させられる。

ロバートは基本通りの
普通のスイングをした

力は入れていなかった
なのにバットが空気を
割くような音がしてた

キレがあるって感じだ

橋本「外三合は合うな。
上下相随はどう入れる?」

瀬戸「体全体で捻ります。
後ろの足を軸足にします」

橋本「瞬間一致やないの?
全体一致でやるのか?」

瀬戸「両方入れますよ」

橋本「高等技術やないか。
合わせるん難しいやろ?」

瀬戸「だからロバートに
しか言ってないんですよ」

橋本「そっからさらに発展
望まれても困るねんけど」

難しい会話が続いていた。
そしてフォームが決まった

このフォームは3段階だ。
123の3つの動作がある
(右打席での説明をする)

このフォームはイチローの
振り子打法に似ている。

構えは普通の構えだった。

①前足を後ろに振り上げる
と上体も同じ方向へ捻る。

腕も後ろへ下げて溜める。
この時後ろの足は片足で
つま先立ちみたいな格好に
一瞬だけなっている。

一本足打法みたいになる。

②左足をピッチャーの投球
の踏み込みと同じ様に出し
地面に着いた瞬間に後足の
右足に体重を移動していく

③溜めていた力を解放する
ので勢いは前に出てくる。
足首→膝→股→腰→肩→腕
→手首→バットと回転を
繋げてスイングをする。

これが瀬戸のフォームで
ロバートに教えた打撃技術

コツは後ろ足の体重移動。
体全体が前に出ようとする
力がすごいので後ろ足に
体重をかけないと振れない

それと立身中正だ大事だ。
立身中正は太極拳の姿勢。

頭、首、背中、腰を
まっすぐに保ちお尻は
後ろに突き出さない姿勢。

体が斜めになっていても
斜めのまま真っ直ぐ保つ。

注意はバットを使う手だ。
外力が想像以上に加わる。

振り回されてしまうので
グリップをしっかり握った
つもりでもバットが手から
抜けることもよくある。

振った後の力の逃がし方が
必要な振り方だった。

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