第787話 ポジション

2015年1月14日水曜日

第30部-野球挑戦編-

t f B! P L
瀬戸「守備についてはさぁ
どうしようか迷ってる」

俺はよくわかってないので
とにかく黙って聞いていた

瀬戸「ショートとセカンド
とキャッチャーを固めたい
どうしようか迷ってる」

高科「俺セカンドできる」

松田「俺ショートできます
ショートやりましょか?」

瀬戸「いや。それやったら
何も悩まへんねんやんか」

浅井「何に悩むねんや?」

瀬戸「守備範囲のことや」

高科「守備範囲?」

瀬戸「多分お前らだったら
それなりに上手やと思う。
でもそれなりやねんやわ」

松田「どういう事です?」

瀬戸「三遊間を抜かれる。
抜かせないようにしたい」

結城「はぁ?なんやそれ」

瀬戸「打つ前に反応して
動いて内野で止めてほしい
そんなショートがほしい」

高科「そんなん無理やろ」

瀬戸「無理かもしれん。
でもほとんど防げるはずや
ショートには生徒会長を
置きたいって思っている」

野球経験者「ええっ?」

橋本「えっ?俺ショート?
どこでもええねんけどさ」

野球経験者は驚いていた。
俺はよくわからなかった。

そして瀬戸は話を続ける。

瀬戸「俺のプランとしてな
高校野球は短期決戦やから
ピッチャーは3人欲しい。
タイプの違う3人が欲しい
キャッチャーは2人欲しい
これだけあればやれるわ」

松田「ふーむ。なるほど」

野球経験者は考えていた。
俺とロバートと森野はよく
わからずに聞いていた。

松田「誰がやるんですか?
ピッチャーとキャッチャー
を誰にやらせるんです?」

瀬戸「まず正捕手は早川。
頭脳戦ができるみたいやし
時間もあんまないからな。
もう一人は・・生徒会長」

野球経験者「ええっ?」

橋本「あれ?2つもか?
野球って色々やるんやな」

瀬戸「一応俺もできるけど
俺はピッチャー以外の時は
できるだけ内野に周りたい
そうしないと守備が弱い」

松田「ピッチャーは?」

瀬戸「俺の考えは生徒会長
それと松田に任せたい」

橋本「あれ?3つやんの?
そんなやっていいのか?」

瀬戸「松田はできるんか?
ピッチャーっていうのは」

松田「小学校のリトルで
ピッチャーやってました」

瀬戸「じゃあ任せるわ」

松田がピッチャーは決定。
それは全員文句なかった。

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