赤井達も帰っていった。
蓮「あいつ赤井さんの
弟なんやってさ。ほら
神戸連合の赤井さん」
瀬戸「へぇ～。赤井のか
赤井は頭がよかったけど
弟はどうなんやろうな」
蓮「さぁ。どうやろね。
そうそうそう言えばな」
瀬戸にロバートと一緒に
行った格闘技の旅の話を
ずっと話ししていた。
サバットの部分で
こんな事を言われた。
瀬戸「サバットで横蹴り
しか学ばんかったん？」
蓮「そうやけど・・・」
瀬戸「ローキックは？
リーチの長いローキック
の蹴り方は知らんか？」
蓮「いや。知らんけど」
瀬戸が教えてくれた。
サバットの蹴りは軸足を
使って捻って距離を作る
軸足がコマみたいに周り
相手の足を蹴るって事だ
蓮「なるほど。そうか」
蹴りの技術がわかった。
横蹴り意外にも使える。
しばらくしてロバート達
が楽しそうに戻ってきた
ロバートは瀬戸を呼んで
由紀さんと京子さんと
一緒に先に帰っていった
残った者で色々片付けた
机を直したりしていた。
俺は生徒会の人達と
自己紹介をしあって色々
と去年の事を聞いていた
ロバートはあまり仕事を
しなくて副会長がやって
色々報告だけを聞いてた。
だから色々大変だったけど
なんやかんやで楽しかった
ロバートが何もしないから
いらないとかと思ったけど
いなくなると面白くない。
無茶な事ばっかやるから。
ロバートが生徒会にいると
生徒会は面白かったらしい
それを聞いて安心した。
そんな感じがしてたから。
生徒会室の掃除をしていた
生徒会室はおもちゃが多い
なんか関係のないような
ものが非常に多かった。
トランプに黒ヒゲ危機一髪
人生ゲームにウノもあった
蓮「ははっ。すげえなぁ」
額に飾った写真を見ると
卒業式にとった副会長と
みんなの写真があった。
ちゃんと大事に思いを
称えて残していた。
生徒会室を綺麗にして
掃除をして帰っていった。
これから俺は生徒会だ。
瀬戸とロバートと一緒だ。
師匠と兄の師匠と一緒。
そう考えると少し怖い。
明日から新しい学校生活
少し楽しみになってきた
そして翌日から・・・
また無茶な出来事が起こる
俺は生徒会に入ったはずだ
なのに・・・なんで・・・
第29部-新一年生- 完
