斉藤「赤井って言ったっけ。
お前達はちょっと調子に
乗ってて目立ちすぎるなぁ」
赤井「俺達は不良やからな。
なめられるわけにいかんねん
どんな状況でもな」
斉藤「なめられるのと目立ち
たいってのは同じことか?
だったらただのアホやなぁ」
??「てめぇ。コラぁ。」
赤井「よせっ。大悟」
大悟「でもやぁ。赤井君」
赤井「タイマン張ろうや。
斉藤っつったっけ?」
斉藤「タイマンでええか?
そっちの方が人数多いぞ」
赤井「お前らには人数が
多くても関係なさそうや。
これから3年間付き合える
かどうか確かめたいしな」
斉藤「そうか。ならアホっ
て言ったことは取り消す。
アホなんはお前の仲間や。
赤井。お前は認めてやる」
大悟「うっさいわ。コラぁ
俺もやったろうやないか」
斉藤「お前とは昨日で
決着がついてるやないか」
伊野「じゃあ俺とやろう」
天野「あれ?俺は?」
伊野「残り全員相手しろ」
天野「はぁ。わかったよ。
複数相手は苦手やねんな」
3つ巴の戦いが始まった。
蓮「おいおい。元気やな」
俺は上から静かに見ていた
不良vs優等生の喧嘩を見た
不良達はそれなりに強い。
ハッタリも聞いているし
気合も根性も入っている。
素人が相手なら強いだろう
ただ相手の実力をはかる
力量がなかったのがダメだ
大悟「あかん・・負けや。
もう立たれへんわ・・・」
伊野「あー。疲れたわぁ。
かなりパンチもらったわ」
天野「伊野ー。手伝ってや
ちょっとあかんわ。これ」
伊野「お前らもやめろや。
これからタイマン始まるぞ
しっかり見届けようや」
喧嘩がひとまず止まった。
不良は大悟の元へいった。
そして見守る事になった。
斉藤と赤井が睨みあってる
不良高校ではない学校で
一年の頂上決戦が始まった
赤井「いくぞ。コラぁ」
斉藤「本気でこいよ」
バキィッ・・・
両者相打ちで顔面を殴る。
お互い踏ん張り下がらない
そしてまた殴りあっていた
お互い一歩も下がらない。
意地と意地のぶつかりだ。
蓮「おおっ。やるやんけ。
弟は武器使わんねんなぁ」
弟は武器を使わなかった。
兄と違うやり方を選んでた