第767話 新1年生

2014年12月25日木曜日

第29部-新一年生-

t f B! P L
学校も始まってすぐで
授業もなく終わって帰る。

帰る時には新一年生達が
初々しく帰る所だった。

思えば去年は俺もそうだ。
同じように一年生だった。

俺しか不良がいなかった。
1人でぐれていたなぁ・・

今年は1人も不良はいない
そう思っていたのだが・・

変形学生服を着た1年達が
集まって校舎から出てきた

その数は多く10人もいた。
男が5人。女が5人だった
去年とは全く違っていた。

俺はじっと1年を見ていた

去年は俺だけだったのに。
そう思いながら見ていた。

じっと見ていた俺に気づく
遠くから俺に叫んでいた。

??「コラぁ。何見てんねん
喧嘩売ってんか?コラぁ」

1年の1人が近づいてきた
俺の前でいちびっていた。

蓮「喧嘩売ってないけど。
やるんやったらやるよ」

??「あぁ?上等や。お前
俺が誰かわかってんか?」

蓮「全然知らないけどね。
知りたくないからいいよ」

??「なんやとコラぁ」

大振りで俺に殴りかかる。

だけど俺のジャブのほうが
先にそいつの顔面を捉えた

蓮「ゴメン。つい・・・」

??「てめぇ・・・コラぁ」

その1年は怖気づいていた
そこに仲間が集まってきた

その時・・・一声で止めた

??「おーい。帰るぞぉ。
なにしてんねんやぁ?」

1年のボスらしき人間が
大声で呼び止めて去った。

??「くそっ。覚えとけよ」

蓮「何を覚えるねんな」

そうして1年は帰っていく
今年の1年は元気だった。

それが少し羨ましかった。

瀬戸「おう。野田?お前は
ここで何してるねんや?」

蓮「あー瀬戸かぁ。あれ?
なんか人が多くないか?」

瀬戸の周りに人が多かった
3人の新1年生がいた。

瀬戸「まぁ。後輩やねん。
インカの予備軍やけどな」

蓮「じゃあ・・強いの?」

瀬戸「まだまだ修行中や」

蓮「瀬戸を基準にしたら
あかんと思うねんけど」

瀬戸と会って少し話した。

??「皇帝さん。こちらは?
どんなお人なんですか?」

瀬戸「あぁ。今年ロバート
と一緒に最強ロード廻った
やつで俺と卓の内弟子や」

??「そうなんですか?」

何か俺に一目置いてくれた
なんか申し訳なく思った。

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