少ししてその構えを解いた
三戦の姿勢になり叫んだ。
ロバート「ハッ!!」
そして有也に近づいていく
なぜその構えをとったのか
なぜ突然叫んだのか・・・
何も知らないものはその
行動の意味がわからない。
それは瀬戸が教えてくれた
事を知らないとわからない
ロバートがしていたのは
特殊な呼吸法をやっていた
呼吸法で内功を高めていた
内功を全身に吐きだした。
それを見せない為に隠した
後ろ足に体重を乗せていた
のは有也が攻撃に来た時に
対応をさせる為だった。
有也「怖ぇ・・・怖いわ」
有也は防御をしていた。
ロバートは無視をして
超近距離の間合いに入る。
お互いの頭がぶつかる距離
打ち合いの距離に入った。
有也にとって有利な距離。
攻撃が当たる距離だった。
有也が殴りにかかった。
ロバートは手を伸ばして
有也の体に触れていた。
スッ・・・サッ・・ドン。
その時・・・目を疑った。
有也の体が一瞬曲がった。
殴ったはずの有也が止まる
ロバート「はい。終わり」
ロバートは手を触れたまま
体を捻り体重を乗せて有也
をそのまま押し込んだ。
その瞬間有也が吹き飛んだ
有也は吹き飛び倒れこんだ
呼吸困難にもなっていた。
四神の幹部がすぐ近寄った
ロバート「ちゃんと見た?
2種類の寸勁打ったけど」
帝「えぇ。見ましたよ。
2種類の発勁と衝撃理論の
組み合わせやったとはね」
魔人「外三合も必要やぞ。
それに震脚も入ってるぞ」
帝「同時発生とはなぁ~。
これはやっぱ難しいなぁ」
蓮「あれが・・・寸勁」
寸勁と聞いた時観客は
信じれずに否定をしていた
目の前で起こったことが
信じれなかったから・・・
脳がパニックになっていた
脳が目の前の状況を処理
できずに起こる現象だから
有也がうずくまってるのを
みて終わった。そう思った
ロバート「後は魔人やな。
じゃあ奥義を見せようか」
魔人「よろしく頼むわ。
しっかり見せてもらうぞ」
蓮「まだ・・やるんか?」
しかし・・まだ終わらない
相手はインカだったから。
有也が相手にならないと
判断した瞬間にロバートは
仲間の指導に変えていた。