ロバート「それが実力か?
須磨最強っていうのは」
有也「ハアハア・・くそっ
こんなんは初めてや・・」
ロバート「もう終わりかな
じゃあ攻撃も始めるかな」
ロバートが攻撃に転じる。
ものすごい圧力がかかる。
有也が呑まれてしまった。
ロバートが真っ直ぐ向かう
間合いに入った所で有也が
ストレートのパンチを打つ
そのパンチを払い手を掴み
引いて頭突きをくらわせた
肘を下から振り上げて上体
を上げさせてそこに正拳を
みぞおちに打ち込んだ。
有也が前から崩れ落ちた。
頭突き→肘→逆突き正拳
この3発で有也は沈んだ
観客は全員黙っていた。
それは怖かったから・・・
ロバートの動きは非常に
小さく早く初動作の動きに
溜めの時間が全く無かった
喧嘩だけど喧嘩に見えない
処刑や暗殺に見えてしまう
畏怖恐怖を与えてしまった
ロバート「打たれ強いって
聞いてたんやけどなぁ」
有也「ぐっ!!ぐおおっ」
ロバート「それでいい。
まだ何にもしてへんしな」
有也が立ち上がった。
3発でもう足に来ていた。
ロバート「じゃあ帝ぉ~。
見本を見せるから見とけ」
帝「待ってましたぁ。
しっかり見せてもらうよ」
蓮「何や?何が起こる?」
何かを待ってたかのように
村田がそう反応をしていた
ロバート「明・短・寸や」
帝「了解。」
村田が異常に集中しだした
何かが起こる。そう思った
ロバートが少し移動をした
村田から横に見えるように
移動をしただけだった。
ロバート「忠告をしておく
今から想像以上の衝撃を
お前に打ち込むからな。
だから・・・死ぬなよ。」
ロバートは真剣に言った。
それを聞いて人それぞれの
反応の違いがあった。
バカを言うな・・・
ハッタリやろ・・・
頭おかしいやろ・・・
そう言いながらも・・・
共通していた思いがある。
怖い・・・多分実行する。
ロバートの構えが変わる。
初めて見る構えだった。
体を全体的に丸めていた。
左足を前に出し右足が後ろ
後ろ足に体重を乗せていた
手は鼻の前に構えていた。
それはボクシングで言う
ピーカーブーの構えだった