蓮「それ・・・インカやな
決闘状どうするねんや?」
有也「受けるしかないやろ
嘘やったとしてもや・・・
無視できへんやんけ・・」
蓮「そうやな。そうやわ」
有也は困っていたようだ。
心の中でゴメンと謝った。
決闘日は翌日土曜日だった
土曜日の午後0時に場所は
原公園で指定をしていた。
他の族であったり不良にも
それはもう広まっていた。
須磨最強であり四神総長の
斉藤有也の喧嘩が見れる。
そういう期待が大きかった
そして翌日の午後0時・・
俺も原公園へ見に行った。
そこにはギャラリーが多い
俺と有也のタイマンよりも
断然に人が多かった。
須磨の族が全部集まってる
見たことのない族もいた。
他の地域の族なんだろう。
不良の数も多く集まってた
久しぶりに滝と白木と顔を
会わせて見た気がする。
最初に有也が現れた。
四神の総長使用の特攻服で
その周りには幹部がいた。
一気に緊張が走ってきた。
そして遅れる事5分後・・
一台の単車がやってきた。
インカだ!!
蓮「来た・・・瀬戸か?」
黒いコートをまとった2人
サングラスと帽子を被って
顔を隠していた。
??「おい。ついたぞ」
??「ん?あぁ・・・うーん
うわぁ。人が多いやんけ」
単車から降りてメットを
外して帽子とサングラスを
取った瞬間・・・焦った。
蓮「おい・・あかんやろ」
周りの観客は何も知らない
だからわからないだろう。
しかし何人か実力のある者
はその強さを感じるだろう
そこにいた人物は・・・
インカ最強の「魔人」
そして・・・インカ代表
「ドクター・ロバート」
そして後からもう一台
バイクが入ってきた。
そいつも黒いコートだ。
??「お疲れ様です」
ロバート「あれ?帝か?
応援に来てくれたん?」
帝「ロバートのタイマン
はそう見れないですしね
しっかり見ておきたい」
村田の登場に村田を知る
者は全員恐怖を覚えた。
有也が勝てなかった相手
それが村田だったから。
村田を知らない者には
村田の事が伝えられる。
そしてその村田が頭を
下げる2人の男に他の者
は一目を置いてしまった