第726話 鍛錬の成果

2014年11月13日木曜日

第27部-新たな道-

t f B! P L
体育館に戻って卒業式の
後片付けを黙々とした。

そして片付けも終わって
一度生徒会室に戻って
生徒会で打ち上げをした

1時間ほどして全員帰る

その日の夜は各学校で
卒業生が打ち上げして
集まるから街には出ない
ようにと注意を受けた。

蓮「あー。それでかぁ」

稲田総長が断った理由。
打ち上げがあったからだ

翌日は2日酔いになると
いう仮定もしていたから
2日後という設定だった

そして2日後・・・
原公園に呼び出していた

約束の時間よりも10分
早く到着して待っていた

初めて総長と会った場所
中学生の頃を思い出した

そして総長が現れた・・

稲田「おう。蓮・・・
待たせたなぁ・・・」

蓮「いえ・・待ってません
こちらこそ来ていただいて
ありがとうございます」

稲田「あれからは・・・
羅針と会ってないんか?」

蓮「はい。会ってません」

稲田「そうか・・わかった
それじゃあ始めるかな」

蓮「はい。お願いします。
俺は本気で行きますから」

俺があの時電話で話した事
それはは総長とのタイマン

これからはもう会えない。
このままずっと憧れのまま
で終わりたくはなかった。

俺の憧れたかっこいい先輩
俺に族を任せてくれた先輩

その先輩の顔に泥を塗った
途中で族を放棄したから。

そのケジメもつけたかった
体感をしておきたかった。

胸を借りるつもりで行く。

稲田「タイマンするのには
条件があるねん。もし俺が
勝ったら羅針に戻れや」

蓮「自分から去ったんです
そんな都合のいい話は誰も
認めてくれないでしょう。

あれから3ヶ月経ってます
8代目がいるでしょうし」

稲田「まだ7代目やねん。
滝がずっと頑張ってるわ」

蓮「何を言ってるんです?
俺は羅針に戻りませんよ」

稲田「この・・バカがぁ」

総長が怒りに溢れていた。
本気になったのがわかった

総長が俺に向かってきた。
俺は意識を集中していた。

蓮「鍛錬の成果をためす」

太極拳の起勢をとってから
すぐに右翼の構えをとった

その時何か違いが起こった
総長の動きが遅く見えた。

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