第725話 副会長想い

2014年11月12日水曜日

第27部-新たな道-

t f B! P L
橋本「それじゃあ戻るよ。
これからも頑張ってね」

内藤「ちょっと待ってよ。
あの・・・もう少し・・」

橋本「うーん。でもなぁ。
あいつら待ってるしなぁ」

内藤「あの・・・あたしね
言いたい事があって・・」

橋本「あれ?そうなの?
うん・・・じゃあ聞くよ」

ロバートが真剣になった。
タイマンを張るかのように

それを見た副会長も背中を
押されるかのように言った

内藤「あたしはこの2年間
ずっと会長が好きでした。

由紀ちゃんや京子ちゃんが
いるのはわかっているから
無理なのはわかってる・・

だからせめて何か思い出を
あたしにくれへんかな?」

副会長は下を向いていた。
恥ずかしかったんだろう。

俺も自分の過去を思い出し
副会長を応援していた。

つーか素直に言えよなぁ。
第二ボタン下さいって。

橋本「思い出か・・・。
じゃあこれでいいかな」

ロバートが近づいた。
そして・・・驚いた。

副会長のアゴに指を当て
先に顔を近づけておいて
クイッと軽く上げてキス
をする。時間が止まる。

蓮「ええええぇぇっ!!」

心の中で叫んでいた。
もう声が出そうだった。

5秒ほどして離れた。
副会長は放心状態だった

内藤「ウソ!?なんで?」

橋本「へへっ奪っちゃった
由紀と京子には内緒にな。

もし俺の近くに由紀と京子
がいなかったら香ちゃんの
事好きになってたかもね」

内藤「もう・・・」

橋本「じゃあそろそろ戻る
これからの発展を祈ってる
元気でな。香ちゃん」

内藤「ありがと・・・
最高の思い出やったわぁ」

そうしてロバートと分かれ
副会長も戻っていった。

俺は色々と考えていた。

蓮「生徒会のケジメかなぁ
俺も・・・つけんとなぁ」

ずっと悩んでいたモヤモヤ
それを遂行することにした

ロバートの規格外の行動を
見て何か火がついた。

ピリリリ・・ピリリリ・・
稲田総長から連絡が来た。

蓮「お疲れ様です。」

稲田「おう。どうした?」

蓮「実はですね・・・」

卒業おめでとうございます
最初にそれを伝えてから
ある事を頼んだ・・・

それは本来してはいけない
禁断のお願いだった。

総長は願いを聞いてくれる
2日後に会うことになった

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ