第724話 感動写真

2014年11月11日火曜日

第27部-新たな道-

t f B! P L
橋本「最後にさぁ。生徒会
に香ちゃんの思い出くれ」

内藤「えっ?思い出って?
あたしがどうやって?」

橋本「来年香ちゃんいない
から寂しくなるからさぁ。
写真を飾っときたいねん。

来年俺達は上級生やから
下級生に対して言い方が
きつくなったりした時には
香ちゃんのしてくれた事を
思い出させたりする為にな

香ちゃんが必要やねん。

俺達好き勝手やってこれた
のは香ちゃんのおかげや。

香ちゃんの功績を称える」

これがロバートの提案だ。
そして全員で納得した事。

副会長に思い出を上げるの
では無くて生徒会にもらう

生徒会の全員に残させる。
副会長を気持ちよく卒業
させるために過去に未練を
残させない為でもあった。

内藤「うん。わかったぁ。
どうしよ。涙出てきた」

副会長は付き合いが長い。
その意味を受け取っていた

瀬戸「じゃあ写真を撮ろう
副会長が真ん中でその周り
に由紀姉と京子姉が立って
その後ろに会長が立とう。
で後は周りを囲もうぜ」

蓮「じゃあ俺が写真撮る」

瀬戸「おう。じゃあ頼む」

俺は部外者だったから・・
ここでやらないといけない

全員が位置を決めて立つ。
そしてポーズを決めた。

パシャッ。

そうして全てが終わった。

瀬戸「じゃあ先に戻るかな
由紀姉。京子姉戻ろうぜ」

瀬戸達は先に戻っていく。
他の者も挨拶をして戻る。

俺は同日に野村工業で卒業
する稲田総長に電話をした

人のいない所に移動した。

ちょうど終わった頃だろう
同じように1段落してると
思っていたから・・・

しかし電話が繋がらない。

蓮「どっかで遊んでるか」

また後でかけ直ればいいと
思って戻ろうとした。

その時・・・
ロバートと副会長がそこで
最後に話をしていた。

聞く気はなかったけど・・
出るに出られなかった。

内藤「今日はありがとう。
はぁー。高校生活も後1年
ぐらいやってもよかったな
生徒会楽しかったし・・」

橋本「全員感謝してるよ。
香ちゃんがいたからこその
生徒会やったんやからな」

内藤「そうやねぇ・・・
会長はほとんど生徒会長の
仕事は放棄してたもんね」

橋本「香ちゃんがいたから
任せられたんやって。もし
いなかったらやってたよ」

2人だけの裏の会話だった
表では言えないような話。

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