第720話 スピーチ

2014年11月8日土曜日

第27部-新たな道-

t f B! P L
3年生が入場してくる。
拍手で迎え入れる。

2年生は適当に手を叩く
叩かない者までいた。

生徒会の拍手は大きい。
しっかり手を叩いていた

3年生が全員入り校歌を
歌い校長の話が始まった

何か紙を用意して読む。
ただ読み上げるだけだ。

よくある言葉をいうだけ
何も目新しくなかった。

卒業証書の授与に入る。
ここからは少し長くて
退屈な時間だった。

寝たいけど・・・
生徒会の位置は先生達の
横の椅子なので寝れない

寝ると目立つ場所だった

卒業証書の授与も終わり
生徒会長の答辞に入る。

ロバートが壇上へ向かう

その時空気が違っていた
全員が見たくて見ていた

そしてロバートは・・・
答辞の紙を持ってない。

忘れたんじゃあない。
ただ持たなかったんだ。

そして3年生に話しだす

橋本「卒業生の皆様。
本日は御卒業おめでとう
ございます。この3年間
は皆様にとって・・・」

普通の事を話していた。
最初のうちだけは・・・

橋本「・・・でもね。
本当に学校生活が満足
して過ごせましたか?

本当はもっとやりたい事
があって言いたい事も
あったとは思うんです。

あの時あーすれば・・・
こうすればよかったかも

そう言った学校生活で
やり残した事ってのは
学校でやらないと後は
後悔に変わるだけです。

好きな人がいたのならば
今日気持ちを伝えようよ

先生に謝りたい事あれば
今日謝っておこうよ。

今日で最後なんですよ。
先輩達の学校生活はっ」

ロバートが壇上で泣いた

それにつられて卒業生も
一緒に泣き出していた。

それにつられて由紀さん
と京子さんも泣いていた

橋本「僕はひとつだけ
気がかりがあります。

今年の生徒会は2年生が
中心で3年生の方は1人
だけという異例でした。

その方は副会長という
立場でありながらいつも
裏方に回ってくれました

上級生なのに裏方ですよ
そんな事誰ができます?

文句を言ってくれれば
よかったんですけど・・

文句は一言も無かった。
生徒会長の補佐が副会長
の仕事だからって・・」

副会長の事を話していた

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