第685話 騎馬式

2014年10月15日水曜日

第25部-インカの武-

t f B! P L
それから1週間続けた。
学校の昼休み瀬戸に見せた

瀬戸「まあまあやな。
じゃあまた道場に来いや。
垂水の方の道場にな」

蓮「わかったじゃあ行く」

道場が空いている日は
いつも曜日が決まっていた

そして垂水の道場へ行った

橋本「あ~。野田君かぁ。
明から聞いてるわ」

ロバートが迎えてくれた。
そして道場へ入り着替えた

前よりも人が少なかった。
中1と小学生の集まりだ。

橋本「じゃあ交じろうか。
おーい。みんなぁ。今日は
高校生が入るけどみんなで
仲良くしてあげてなぁ~」

??「はーい。よろしくね」

蓮「えっ?あれちょっと」

案内されたのは小学生の所
しかも・・・低学年の場所

子供に交じってする事に。
とても恥ずかしかった。

橋本「じゃあ騎馬式から」

蓮「騎馬式ってなに?」

子供達はすぐに構えていた
俺もそれを真似してみた。

足を開いて前に手を伸ばす
膝を曲げて腰を落とす。

そのままの姿勢でキープ。

蓮「なんや。簡単やなぁ」

その姿勢で子供達は話する

昨日のテレビの話とか学校
であった出来事とかを話す

俺は黙ってやっていた。
そして5分後異変が起きる

蓮「あぁ・・・きついぞ。
なんでこんな腕が震える」

膝が笑い出して腕が震える
子供達は普通にやっていた

橋本「おい!!動くなぁ」

蓮「はい。すいません」

と言っても動いてしまう。
小学生がこっちを見る。

子供「だらしないなぁ。
丹田に気を集中するねん」

蓮「いや・・わからんし」

少し話をするとバランスが
崩れその場に崩れてしまう

橋本「じゃあ騎馬式終了。
柔道組と空手組に分かれて
練習教えてもらいなよ~」

子供「お願いしまーす」

子供達は分かれて中学生に
教わりに行っていた。

見ていて不思議に思った。

中学生が小学生に対して
丁寧に優しく教えていた。

小学生がわからないことを
中学生が見せて教えていた

そこに師弟関係みたいな
何かを感じてしまっていた

普通は大人が子供に教える
それが指導だと思っていた

そう思った時にロバートが
俺の元へやってきた。

俺とロバートは隅で話した

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