第676話 武の発展

2014年10月6日月曜日

第25部-インカの武-

t f B! P L
それから何日かの間ずっと
イメージして演舞していた

蓮「こうか。こうかな?」

相手の攻撃パターンを想定
しながら演舞をしていた。

最初はイメージをしてても
次の動作ですぐにかわせる
イメージが浮かばなかった

太極拳で多い動きは円。
この円の動きを考えてた。

蓮「そういえば・・・」

瀬戸やロバートにしても
村田にしてもかわしてない

かわさずに軌道を変えてた

蓮「ちょっと待てよ。
ってことはやな・・・」

新しいイメージが出来た。
そのイメージで動いてみる

蓮「なるほど。わかった」

動きの意味がわかってきた
今まで相手の攻撃をガード
かよけることを想定してた

それが一般的の考えだろう

しかし太極拳は違っていた
相手の手を横から押すだけ

パンチの軌道を変えられる
それが円の動きだから可能

その発展系で手に巻きつけ
そのまま横へ放り投げる。

ガードを外す事もできた。
しかも力を必要としない。

力の方向を変えて逃がす。
それがわかってしまった。

さらに不思議な事に気づく
防御をしているのに相手の
体勢を崩すことができる。

防御をすることによって
自分に有利な状況が作れる

蓮「これが理なんかな?」

なんとなく感覚を掴んだ。
そして少し楽しくなった。

そして学校で瀬戸に見せた

瀬戸「おう。それでいいわ
じゃあここからは太極拳と
並行で教えていくからな。

蓮「なんか大変そうやな」

瀬戸「実働は短いやないか
88式と陳式と武式と孫式を
教えていくわ。武術はまず
長拳から教えていくかな」

確かに実働は短かった。
太極拳は5分程度で終わる

長いのは考える時間だった

太極拳だけならつまらない
だから武術も並行していく

楽しく取り組めるように
組み込んで構成をしていた

瀬戸「長拳は卓に習えや。
あいつ剛法が上手いから」

蓮「太極拳の方は?」

瀬戸「ビデオ持ってくるわ
太極拳のやり方は今まで
通りやればええねん。

その太極拳のやり方がな。
俺達の太極拳の考え方で
あり全ての武の捉え方や」

これが全ての始まりだった
そして後日村田に会った。

村田「じゃあやるかなぁ。
久しぶりやわ。長拳は」

聞いた事のない名前の
長拳を教わることになった

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