第672話 視聴覚室

2014年10月2日木曜日

第25部-インカの武-

t f B! P L
料理も一通り終わって
片づけまでしっかりした。

後片付けは一礼と同じ。
そういう事を言っていた。

この時にまた感じたこと。
それは踏み外さないこと。

自分勝手のようで自分勝手
と思えない信念があった。

作った味噌汁を明日の
サービスとして使う。

味噌汁で作った分の材料費
も会社経費で落としていた

生徒会長で武術の先生で
経営者であり料理もできる

憧れる人にも慕われてるし
かわいい彼女も2人いる。

周りには人がいるしいつも
楽しそうに生きている。

できないのはボーリング。
もう不思議な人だった。

カレー屋を出て明日の学校
に備えて帰る事になった。

そこにいる全員と電話番号
を交換して家に帰った。

家に帰って風呂に入った時
に色々気付く事があった。

蓮「なんかすごかったなぁ
つーかすごいことやんけ」

インカと知り合えたこと。
そして龍太の弟ではなくて
個人で知ってくれたこと。

さらに瀬戸と村田の弟子に
なってしまっていた。

この時はまだ気づかない。
それがどんなにすごいのか

そして翌日の学校で・・・
瀬戸が俺のクラスへ来た。

昼休みにノートを持って
視聴覚室へ来いという事だ

いつもどおり命令系だった

昼に視聴覚室へ行くと
そこで武の授業が始まった

瀬戸「じゃあ今から授業や
覚えておけ。武術は学問や

武を学ぶ前に頭の使い方を
先に知らないとあかんぞ」

蓮「武術は学問って?」

瀬戸「武術っていうのはな
まだまだ解明されていない
謎の部分がたくさんある。

そうやなぁ。非科学的かな
科学的に解明されていない
ような事が多いねんやんか

体の使い方であったりな。
力学であったり呼吸法とか
歩法や剄であったり氣や」

蓮「格闘技やないのか?」

瀬戸「格闘技は少し違うな
格闘技と武術を一緒に考え
てしまったらあかんねん」

蓮「それはなんでなん?」

瀬戸「武術は力に頼らない
格闘技は力に頼るねんや」

蓮「力がいらんのか?でも
魔人さんはすごいやんけ」

瀬戸「あの人はバカやから
でも力に頼ってないねん。

剛には剛で従って柔を断つ
ために剛よく使う人やぞ」

説明だけではわからない。
力の使い方を実演された。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ