第669話 村田の弟子

2014年9月29日月曜日

第25部-インカの武-

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村田「どうしたんすか?」

橋本「あんなぁ。卓さぁ。
内弟子をとらへんか?」

村田「内弟子ですか?
うーん・・・悩むなぁ」

橋本「何に悩むんや?」

村田「ファビオさんです。
ファビオさんを守るのが
僕の役目でもありますし」

橋本「あー。そやったな。
でもそれは大丈夫やねん」

村田「なんでなんです?」

橋本「内弟子にとるのがな
ここにおる野田君やから」

村田「あぁ。弟さんですか でもインカやないのに?」

橋本「まぁその辺りはな。
明と一緒に教えてやって」

村田「明も教えるんです?
2人で教えるって事?」

橋本「そういう事やね」

村田は深く考え出した。

村田「なぜ教えるんです?
意図がわからないですね」

橋本「意図ねぇ。意図は
明と卓の成長やなぁ~」

村田「俺と明の成長?」

橋本「教育の部分やな。
人にモノを伝えていく事が
自分にとっても成長になる

伝えていい相手だけ伝える
全てを伝えるのが内弟子や

2人にはその相手が必要」

村田「なんで野田です?」

橋本「純粋やねんよなぁ。
明と卓に喧嘩売るぐらいや
それぐらい根性もあるしな

明とは同じ学校通ってるし
卓とは同じ地域に住んでる
まぁちょうどええやんけ」

村田「時間とれるかなぁ」

沢田「俺も色々手伝うしな
今まで教えてもらったし」

村田「魔人さんまで・・・
うーん。じゃあいいかな」

橋本「じゃあ決まりやな。
指導法には何も言わない。

野田君が潰れたら終わり。
潰れるか潰れないかやな」

村田「扱いはどうなります
恩恵は受けるんですか?」

橋本「いや。恩恵は無いよ
インカやないねんからな。
赤井と同じ感じで外やな。
2人が認めた時期がきたら
その時2人の意見を聞く」

村田「ふーん。そうですか
じゃあやってみますかね」

橋本「最初は話合ってみろ
強くするのが師じゃないぞ
成長させるのが師の役目」

村田「ロバートが今まで
俺達に教えてくれたように
やるしかないねんけどな。
あれが一番効果的やから」

橋本「まぁ任せるけどなぁ
明とも話し合ってみろや。
2人の内弟子やねんから」

一度道場へ戻っていった。
ロバート達は生徒へ指導し
9時になり練習が終わった

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