第667話 弟子入り

2014年9月27日土曜日

第25部-インカの武-

t f B! P L
ロバートは瀬戸の打った
パンチをそのまま掴みとり
引っ張って懐に入り込んで
腰に手を回して引き抜いた

橋本「おりゃあぁぁ~」

蓮「なに?プロレス?」

バックドロップで投げてた
小さい円で素早く投げる。

さらにロバートは独特で
左足を上げ体を捻りこみ
垂直に落とそうとしてた。

沢田「あかん。ヤバイ」

かなり危険な角度だった。
首から落とそうとしていた
受身が意味ないのがわかる

俺はただ呆然と見ていた。

それに最も早く気づいた
沢田は止めに入っていた。

しかし・・距離が遠い。
瀬戸が壊される・・・
そう思った・・・その時。

ロバートを横から蹴った。
体制が崩れて横に倒れた。

村田「はーい。終了~。」

村田が横から蹴っていた。

橋本「いてて。なんやねん
せっかく投げれたのにや」

村田「今のは危険すぎる」

瀬戸「めっちゃ怖かったわ
背筋がゾッとしたわぁ」

橋本「これやから疲れる。
全力出さな勝てないしなぁ
全力出したら止められる」

少し話をして一礼をした。
そして組手が全て終わった

組手が終わると生徒達は
また練習に戻っていた。

さっき見ていた組手を意識
して技のイメージしてた。

上の者の技を焼きつける。
そして真似をして覚える。

そういう事ができていた。

三浦「野田ちょっと来い」

三浦が俺を呼び出していた
そのまま一緒に外へ出る。

外へ出るとロバートがいた
沢田さんも一緒にいた。

蓮「あっ。お疲れさまです
さっきの試合すごいです」

橋本「あぁ。ありがとう。
そんな事よりどうやった?
明の強さとかわかった?
追いつけると思ったか?」

蓮「うーん。難しいです。
下からも尊敬されてますし
人間的にも負けてる感じで
もう勝てる気がしません」

橋本「ほう。そうなんか」

蓮「なんか違うんですよね
あの強さは誇示するための
強さじゃなくて逃げない為
の強さって感じなんです」

橋本「まぁ。そうやなぁ」

蓮「芯から強いですよね。
見せかけやないもんなぁ」

橋本「やっぱり憧れる?」

蓮「そりゃあ憧れますよ」

橋本「だったらさぁ。
明と卓に弟子入りしいや」

蓮「そうですねぇ・・・
ええっ?弟子入りって?」

突然の話で分からなかった
しかし話は勝手に進みだす

ロバートは瀬戸と村田を
呼ぶように頼んでいた。

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