少ししていると扉が開く
2人の人が入って来た。
沢田「おーっす。元気か」
橋本「こんばんわぁ~」
魔人とロバートが来た。
空気が少し変わった。
ピリピリした雰囲気に。
橋本「やぁ。野田君。
道場破りできたぁ?」
蓮「いや。無理でした。
中学生に投げられたし
村田にしばかれました」
橋本「あはは。そうかぁ
こいつらは強いやろ?」
蓮「勝てる気しないです
なんか違うんですよね。
強さの質っていうのが」
沢田「そりゃそうやろ。
武を教えてるねんから」
橋本「まぁまぁ。魔人。
なんも知らへんねんや」
村田「沢田師範が来てる
ので試合をお願いします
戦い者手を挙げて~」
村田が突然言い出した。
生徒達が手を挙げる。
沢田「おーい。卓~。
今日は勘弁してくれや」
村田「ダメですよ~。
せっかくなんですしね」
橋本「やってやれや。
せっかくやねんからや」
沢田「へいへい。了解」
沢田が試合に向かった。
防具をつけて用意をした
生徒は全員真剣に見る。
そして試合が始まった。
沢田がパンチを打った。
相手がパンチを捌いた。
沢田は肘を使って足を
強く踏み込んで捌かれた
パンチをそのまま打った
生徒から歓声が上がった
そのまま一方的に殴る。
一撃一撃に間合いを取り
威力重視で殴っていた。
村田「はい。終了でーす
相変わらずバカ強いわ」
礼をして戻ってきた。
蓮「力がすごいっすね」
橋本「バカ力やからな。
でもどうや?明た・・」
村田「沢田師範の後には
色々忙しくてなかなか
出てこないレアな会長にも
戦ってもらいましょう」
橋本「あん?俺もかい?」
村田「当然でしょ。来て
何もないとか無いですよ」
橋本「厳しいなぁ。卓は」
ロバートが立って向かった
橋本「防具無しでやろうか
どうせやるんやったらな」
村田「防具無しですか?
防具無しでやれるとなると
試合をまだやっていない
明ぐらいですけどねー」
瀬戸「えっ?俺がやるん?
そんなん全力で戦うで」
生徒から歓声が起こった。
橋本「明か。面倒やなぁ」
防具をつけずに試合をする
レアな試合になってたのは
誰が見てもわかっていた。