ドアを開けると全員が見る
そこには小・中学生が多く
場違いな感じがした。
蓮「あのー。すいません」
三浦「あ~どちらさん?」
インカの十傑の三浦さんが
俺に聞いて迎えてくれた。
蓮「えっと・・・野田です
ロバートに今日の7時に
来いって言われたんです」
三浦「あ~。聞いてるわ。
喧嘩売りに来るからって」
全力で首を横に振った。
そこだけは否定したかった
三浦「はははっ。まぁ少し
中入って見学しとけや。
後で明と卓が来るから」
蓮「はい。すいません」
何か雰囲気に緊張した。
端に座って見ていた。
しかし何も始まらない。
中央で輪になって何か
楽しそうに話をしていた
三浦「忘年会の出し物は
何をしたらええかなぁ」
忘年会の話をしていた。
みんなで楽しく話してた
小・中学生と一緒になり
全員で楽しく話していた
同じ会話を全員で話す。
インカの雰囲気と同じだ
少しすると外から声が
聞こえてきていた。
ドアを開き中へ入る。
瀬戸「ちは~っす。」
村田「お疲れ様で~す」
生徒「あ~。先生達。
お久しぶりで~す」
瀬戸と村田が道場に入ると
小・中学生がすぐに瀬戸達
の元へ駆け寄っていた。
瀬戸「ちょっと待てって。
とりあえず着替えるから」
村田「話は後でな~。
すぐに着替えてくるわ」
瀬戸と村田は着替えに行く
三浦「よーっし。じゃあ
先に太極拳をしておくか」
生徒「はーーーい」
ゆるやかな音楽をかけて
全員太極拳をはじめた。
それはよく見る太極拳。
24式太極拳だった。
5分程度で終わる演舞。
演舞が終わった頃に
瀬戸と村田が出てきた。
村田「じゃあやろうかぁ
剛法と柔法で分かれよう
したいほうに分かれて」
強要はしなかった。
生徒は自分の意思で
したいほうに分かれた。
村田「剛法は碑掛拳ね~
柔法は柔道やろうぜ~」
剛法組は型から入る。
柔法組は受身をしてた。
見ているだけでわかった
生徒達はいきいきしてた
誰もやらされてなかった