第652話 不良高校

2014年9月13日土曜日

第24部-内部紛争-

t f B! P L
先生「こんな事しやがって
お前。許さへんぞ。おい」

橋本「許してもらおうとか
思っていませんけどねぇ」

先生は空手の構えをとった
ロバートは何も構えない。

橋本「早く行きや。野田君
俺もすぐに行くからさぁ」

蓮「あっ・・・はい。」

俺は走って校舎へ向かった

橋本「な~んや。よかった
追いかけないんですねぇ」

先生「追いかけたいけどな
お前に殴られた分あるしな
追いかける訳にはいかん」

橋本「それはそれは。
殴ってて良かったですよ」

先生「お前。計算ずくか」

橋本「そうなればいいなぁ
って思ってただけですよ」

先生「恐ろしいガキやな」

先生が殴りかかった。
ロバートは手を下ろして
先生のパンチを捌いて
先生の横に立った。

そして脇腹に正拳を打つ。
そのまま腕を掴みとって
引っ張り体勢を崩した時に
先生の首ねっこを掴んで
外から軽く足を払って倒す

腕を膝で押さえ込み顔の前
に正拳をつきつけた。

橋本「終わりでいいです?
それともまだ続けます?」

先生「いや・・・負けや」

ロバートはスッとどいた。
一礼をして校舎へ向かう。

橋本「稽古をつけて頂いて
ありがとうございました」

先生「あっ・・・あぁ」

ロバートは走っていった。

先生「なんや・・あいつ。
ただのバカやないやんけ」

本来は先生を殴った喧嘩。
しかしそれを稽古にした。

一礼までして終わらせる。

そこまで見事にされてると
先生としても何も言えない

満足感のいく敗北を与えた

その頃・・・俺は・・・
不良に追いかけられていた

蓮「くっそぉ。なんやねん
ヤンキー多すぎるやろぉ」

さすが有名な不良高校。
喧嘩のできる不良が多い。

クラスを間違えて入ったら
すぐに追いかけてきてた。

それを見た他のクラスが
連鎖反応で追いかけてくる

不良「おい。待てやぁ」

蓮「待てって言われて待つ
やつがおるかいや。ボケ」

上に上がっては廊下を走り
通り過ぎていっていた。

途中で先回りをされて
廊下ではさまれてしまった

不良「おとなしくせぇや」

蓮「うわぁ。逃げ場ないし
どうしたらええんやろぉ」

絶望的な状況になってた。
勝つ手が浮かばなかった。

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