第638話 予算即決

2014年8月30日土曜日

第24部-内部紛争-

t f B! P L
バイクが欲しい事を話した

美樹「ふーん。そっかぁ。
族やったら400cc かなぁ」

蓮「250cc でええねんや」

美樹「250cc でも中古でも
25万ぐらいするもんねぇ」

蓮「そうやねんなぁ・・・
せやから困ってるねんや」

美樹「ちょっと聞いたげる
明君のネットワーク関係で
誰かおるかもしれんしさ」

蓮「瀬戸のネットワーク?
それはどういう事なん?」

美樹「明君は知り合い多い
からその流れを使うねん。
ちょっと待って。今メール
送ってる途中やねんから」

蓮「なぜ羽田さんが瀬戸の
ネットワークを知ってるん
共通の知り合いなんか?」

美樹「だいたいはね~。
顔見知り程度やけどね~。
おっ。早くも返事きた」

蓮「えっ?マジで?」

美樹「あっ。無いって」

蓮「なんやぁ。それ・・・
期待しちゃったやんかぁ」

美樹「あっ。また来たよ。
これも無いって返事やわ」

返事が返って来るが全て
無いっていうメールだった

蓮「やっぱり無いねんや。
そやなー。そうやんなぁ」

美樹「ごめんね。なんか。
期待もたせちゃった感じで
あっ・・・あれっ?」

蓮「どーしたん?」

美樹「どうしよう・・・
和也さんにまで送ってた」

蓮「ロバ・・じゃないや。
会長にも送ってたん?」

こんなどーでもいい話を
送ってしまったことで俺は
嫌われてしまわないか?と
思ってしまった。

美樹「返事がなぁ・・・
確かあったと思うってさ。
柴田がエリミネーターに
乗り換えて前に乗ってた
ジェイドの250cc やって」

蓮「ジェイドってマジ?」

ホンダのバイクだった。
それがあるって事だった。

蓮「どうすればええんかな
あったら譲ってほしいって
伝えて欲しいねんけどさ」

美樹「和也さんの方から
柴田さんに連絡しとくって

返事は直接柴田さんから
するようにしとくってさ。
よかったやん。野田君」

蓮「まだわからんけどな。
あ~。でも欲しいねんな」

俺に譲ってくれるように
天に祈っていた。

ここで譲ってもらえないと
もうアテがなかったから。

緊張して待っていると返事
が柴田さんからやってきた

羽田さんが読み上げる。

美樹「えっとね~。あるよ
15はちょっと安すぎる。
18やったら譲っていい」

予算より3万円多かった。
でも俺は即決で決めた。

中古でも25万以上する。
18万でも安かったから。

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