第636話 彼女に秘密

2014年8月28日木曜日

第23部-恋愛彼女編-

t f B! P L
前の合コンメンバーで
一緒に遊んだり2人で
遊園地に行ったりした。

そして・・・4回目の
デートで告白をした。

蓮「俺と付き合ってほしい
真剣に付き合っていきたい
もう彼女って言いたいし」

川島「うん・・・はい。
うちも野田君が好きです。
これからもお願いします。
ウチの好きな彼氏さん」

川島さんからOKをもらう
ずっとそれを望んでいた。

苦労して手に入れた時に
ロバートの言葉を思い出す

最後のアドバイスのこと。

「簡単に手に入るモノを
人は大事にはできない。

苦労して手に入れたモノ
だけを大切にできるから」

真由は簡単に人と付き合い
何度も別れてきたんだろう

だからなんだろうな。
彼氏を大事にできないし
すぐに乗り換えたりする。

大切にできない恋愛。
一時ですぐ終わってしまう

俺は川島さんを頑張って
やっと付き合えた。

ここからがスタートだから
遅いと言えば遅いだろう。

だけど苦労して付き合えた
大切にするのは当然だった

彼女ができた事を瀬戸と
ロバートにも報告をした。

おめでとうの一言だけ・・
その一言が嬉しかった。

バイト先でも彼女ができた
事を言ってノロケていた。

羅針の連中には言わない。
族の連中には言えなかった

相手は普通の女子だから。
ヤンキー女とは違うから。

ただわだかまりがあった。
川島さんに対しての・・・

俺が暴走族の頭をやってる
ことを秘密にしていいのか

バレた時に困るのは俺だし
そうなったらどうするか。

そこまで考えておかないと
後々後悔するかも知れない

そう考えてしまっていた。

それはわかっていた。
でも彼女に言えなかった。

彼女は族とは無関係だから
隠し通すしかなかった。

蓮「バレた時に考えるか」

それしか答えがでなかった
まだ始まったばかりだから

どうなるかもわからない。
すぐ振られるかもしれない

結局俺は彼女には内緒で
彼女と付き合っていく道を
選ぶしか考えれなかった。

そして俺がこの恋愛を成就
させる間に羅針のメンバー
での不信感が俺に募ってた

総長は羅針を無視している

総長は幹部に任せっきりで
何もしない総長なんだと。

影でそう言われていた。

第23部-恋愛彼女編-

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