蓮「それはわかるわぁ。
川島さん楽しそうやもん」
高校に入ってから楽しく
なったって言ってたのを
しっかりと覚えてた。
そこに合わせて会話をした
川島「うん。・・・でも」
蓮「でも・・・?」
川島「うち。さっきさぁ。
腕掴んで放さなかった時が
めっちゃ嬉しかってんな」
蓮「あれは・・・ゴメン」
川島「ううん。違うねん。
なんか初めてやってんやん
必死になってくれた人って
ウチは初めてやったから」
蓮「そりゃ必死になるよ。
ほんまに焦ったんやから」
川島「あはは。ゴメンね。
でも・・・嬉しかったよ」
雰囲気が良くなった。
これはチャンスだと思った
蓮「あのさ・・よかったら
俺と友達から付き合って
くれへんかな?・・・」
川島「えっ?・・うーん」
川島さんが悩み出した。
それは俺を緊張させた。
川島「うん。別にいいかな
友達からなら安心やしまだ
お互いよくわかんないし」
蓮「ははっ。よかったぁ。
めっちゃ緊張したし~」
もしこの時友達からと言う
言葉がなかったとしたら
断られていただろう。
付き合った事の無い女性が
彼氏よりも優先したい事が
ある時は優先をわかった上
で伝えないとまず断られる
彼氏を欲しがっている様な
女性じゃない場合は特に。
俺は間違えずにすんだだけ
会って2回目で即OKを
もらえたのもそれが理由だ
川島「これからよろしくね
実は彼女がいたとか遊びと
わかった時点で終わるよ」
蓮「それは俺の台詞やわ。
っていうか絶対そうやん」
川島さんはモテル。
そんなのすぐにわかった。
川島「あっもうこんな時間
そろそろウチ家帰らなぁ」
蓮「あっ。うんわかった」
川島「じゃあ帰るね。
またメールするねぇ~。
野田君。バイバーイ」
蓮「うん。待ってるわぁ。
じゃあバイバーイ」
川島さんと別れて家に帰る
帰ってからもメールする。
すごく幸せな感じになった
蓮「これかぁ・・好きって
いう感覚なんわぁ・・・」
自分の感情が他人で簡単に
動かされてしまう状態。
初めてそういう経験をした
川島さんの存在が俺の中で
どんどん大きくなってきた
そして何回か一緒に遊んだ