キーン・・・コーン
カーン・・・コーン
昼休みが終わった。
橋本「そろそろ戻るか」
瀬戸「そうですね。
うーん。眠たかったわ」
蓮「今日も本当に
ありがとうございました」
橋本「後は頑張ってや。
そうそう最後にひとつ
だけアドバイスしとく」
蓮「えっ?なんですか?」
橋本「簡単に手に入るモノ
を人は大事にはできない。
苦労して手に入れたモノ
だけが大切にできるから」
そうして去っていった。
俺はロバートと瀬戸に頭を
下げてしっかり礼をした。
昼からの授業は適当に
うけてずっと考えていた
ロバートの最後の言葉が
一番深い気がしてた。
そして授業も終わって
川島さんにメールを送る。
4時に新開地で待ち合わせ
ドタキャンもなかった。
テンションが一気に上がる
気合を入れて掃除もする。
そして放課後になって帰り
が新開地方面の人達を誘い
一緒に帰っていった。
新開地で別れて川島さんが
来るのをじっと待っていた
そして4時を少し過ぎて
川島さんと会う事ができた
川島「ゴメン。待ったぁ?
ちょっと遅れちゃった」
橋本「そんな待ってないよ
電車の都合もあったやろし
謝らんでええよ~」
川島「ほんと?ありがとう
野田君ってやさしいね~」
ゆっくり話をしながら歩く
話がしたかったのでマクド
へとりあえず移動した。
いつも行くマクドとは違う
所だったので客も違ってた
適当に買って席に座り話す
蓮「いつも学校終わったら
なにして遊んでんの?」
川島「えっとね~。
前の時のみんなと一緒に
寄り道する事が多いかな」
蓮「へぇ~。それって
村田も一緒におんの?」
川島「村田君はたまにかな
忙しいみたいやからね~。
野田君はどうしてんの?」
蓮「あ~。俺はだいたい
地元に帰って地元の友達と
遊ぶ事の方が多いかなぁ」
川島「地元は須磨やっけ?
須磨って何があるん?」
蓮「パン屋とかあるよ」
川島「あははっ。パン屋は
どこでもあるやんかぁ。
遊んだりする所とかは?」
蓮「ファミレスとかあるよ
カラオケとかもあるけど。
新開地ほどでは無いけど」
新開地は色々あった。
商店街を抜けるとダイエー
もあるし居酒屋もある。
一通りはある街だった。