蓮「やっぱあかんって」
真由「どしたん?突然」
ギリギリで気づいた。
知らない間に真由の
ペースにはまっていた。
もし遊んでも真由は俺に
何も教えない事に気付く
それをネタにされるだけ
エサが欲しい犬になって
操り人形みたいになる。
周りからの勘違いもある
リスクだけが大きかった
蓮「自分で考えるよ。
俺は真由とは遊べない」
真由「え~?なんで?」
蓮「誤解されたくないし
俺はお前を好きやない」
真由「なにそれ?」
蓮「えっ・・・?」
真由は一気に不機嫌に
なって少し怒り出した。
真由「好きとかええねん
そんなんいらんやんか」
蓮「なんや突然・・?」
真由「好きやから何よ?
好きじゃなくても男は
女とやりたいだけやん。
好きなんていらんねん。
きれいごとはやめてよ」
蓮「お前。大丈夫か?」
真由「あんたもあたしと
やりたいだけなんやろ。
やらしたげるから黙って
付き合えばええやんか」
蓮「なんでそうなるねん
お前かなりおかしいぞ」
やるかやらないか・・・
それが真由の基準だった
真由「突然ゴメン・・・
あたし今日は帰るわ」
蓮「おい。ちょっと」
真由が少し泣いていた。
強気な真由が泣いていた
蓮「なんやねん。おい。
え~わからんねんけど」
俺が悪い感じに思えた。
女の涙を見たのが辛い。
まさか俺が泣かした?
そういう事になるか?
色々考え事をしていた。
その時・・・
後ろから聞き覚えのある
楽しい声が聞こえてきた
生徒会の集団だった。
瀬戸とロバートもいた。
生徒会が俺に気づく。
しかし空気のように扱い
無視して通り過ぎていく
その態度にもう慣れてた
蓮「ちょっと待ってや」
瀬戸「あ~?うっさいぞ
話やったら明日にしろ」
蓮「えっ・・・あぁ。
悪い・・・ゴメン」
瀬戸が本気で怒っていた
それにびびってしまった
生徒会といる時の時間を
潰されるのが嫌そうだ。
だから翌日話しに行った