ゆっくり立ち去っていくと
突然女から声をかけられた
??「あっ。ちょっと待って
ウチあんたを待っててん」
俺はそっちを振り向いた。
そしてその女を見て驚いた
蓮「お前は・・・真由か」
3年と別れ話をしていた女
は色々な男と付き合ってる
魔性の女の真由だった。
学校の制服を着てスカート
はとても短く胸元がはだけ
かなりエロい感じだった。
真由は俺に腕を組んできた
俺には意味がわからない。
蓮「うわぁ。なんやお前。
いきなり腕組むなやぁ」
真由「なんで?ええやん」
男子達は俺を見ていた。
そして3年が俺を睨んでた
蓮「ちょっと待ってや。
かなり誤解されてるって」
3年「おい・・・真由。
俺は別れたくないねんや」
真由「は?あんたウザイわ
ただの友達やのにやめてや
うちの彼氏やないねんし」
それを聞いて3年がキレた
その怒りが俺に向かった。
3年「おい1年。お前は
真由のなんやねんやぁ」
突然俺につっかかってきた
別になんでもないのに困る
蓮「なんやって言われても
どう説明したらええんやろ
こいつの彼氏と喧嘩した」
3年「あ?何言ってんねや
こいつの彼氏は俺やねん」
蓮「いやー。そうやろけど
こいつは他に男おるから。
別の彼氏と喧嘩してんや」
3年「あん?別の彼氏?
つーかお前。真由をこいつ
呼ばわりすんなやコラぁ」
なんか火に油を注いでた。
聞く耳を持ってもらえない
あー。これは殴られるなぁ
男の状態がおかしかった。
パアァァン・・・
蓮「えっ・・?ええっ!?」
そう思った時に横から真由
が3年の男にびんたで殴る
真由「ええ加減にしてや。
あんたとは終わってるねん
もうつきまとわんとって」
3年「・・・ううっ。
真由ぅそんなん言うなや」
3年の男は泣き出した。
そして真由にすがりつく。
蓮「なんやろ?この感じ?
なんかおかしくないか?」
俺が3年から真由を奪った
そういう感じがしていた。
しかも観客が多い中で・・
かなりいい迷惑だった。
真由「じゃあ。行こうか」
蓮「いや・・・ちょっと。
ちょっと待ってくれやぁ」
真由が俺の腕を掴んで歩く
俺に誤解を解かせないまま
遊ぶはずのクラスの男友達
は俺についてこなかった。
真由の行動にあっけに
とられてしまっていた