村田「席空いてますか?」
店員「はい。空いてますよ
こちらのお席へどうぞ」
店員に席まで案内される。
大学生やスーツを着ている
大人が多く飲んでいた。
周りを見ながら歩いてると
テーブルの席に案内された
田岡「うわぁ。すごいね」
石原「なんか大人やなぁ」
藤岡「ええんかなぁ?」
石橋「これがバーかいや」
川島「ちょっと緊張する」
蓮「かなりオシャレやな」
バーと言うとカウンター席
と思っていたけど違った。
カウンター以外にも中央に
円型のテーブルがあった。
俺達は円になって座った。
村田「一応言っておくけど
ここでは大声を出すなよ。
それで優先順位は下やから
飲み物とかは遅いからな」
石橋「え~なんでなん?」
村田「客やないからなぁ。
ここの代金は特別安くして
くれるからその分な」
石橋「えっ?そうなん?
ここも知り合いなんか?」
店員「おしぼりをどうぞ」
村田「あっ。すいません。
ありがとうございます」
店員がおしぼりをくれた。
村田は低姿勢でお礼を言う
店員「本日少し込んでます
お飲み物は少々遅くなって
しまいますけれども・・・
よろしいでしょうか?」
村田「はい。かまいません
お客様を優先して下さい。
アルコール薄めの適当に
甘いお酒を5つとあとは
ジュースを1つと焼酎を
いただけますでしょうか」
店員「かしこまりました」
店員は笑顔で去っていった
大人の対応って感じだった
田岡「何を頼んだん?」
村田「お任せを頼んだ。」
田岡「お任せとかあんの?
なんか楽しみやねんけど」
藤岡「ねえねえ。あの人と
村田は知り合いなん?」
村田「知り合いってほどの
知り合いでもないけどな。
あの人はここの責任者やし
仕事のできる人やから俺は
めっちゃ気を遣うねんや」
石橋「何で気を遣うん?」
村田「客やないからや。
忙しい時に来たら邪魔者で
しかあらへんからなぁ」
全員不思議そうだった。
蓮「そうか。そういう事」
俺だけがそれに気づいた。
以前に過去を聞いた時に
インカが運営しているお店
バーと酒屋っていうのが
このお店って事に気付いた