川島「野田君の方の学校で
そんなすごい人はいる?」
蓮「あ~。おるなぁ・・」
石橋「それはウソやろう」
蓮「いや・・おるねんや。
すごいっていうよりなぁ。
尊敬してしまうような人」
川島「なんていう人?」
蓮「橋本さんって人」
石橋「聞いたことないわ。
でも峰さんと小宮さんは
普通と全然違うねんで」
蓮「あの人も全然違うわ」
川島「石橋ちょっと黙り。
野田君は峰先輩と小宮先輩
と知り合いやねんからさぁ
言ってる事は信じられへん
けどほんまやと思うでぇ」
石橋「でもやぁ・・・」
もし俺と石橋が逆の立場
なら俺の言っている事は
確かに信じられないだろう
だから石橋の気持ちは
よくわかってしまった。
蓮「もうええやんかぁ。
先輩の話とかしてもなぁ。
もっと楽しく話ししよう。
あっちの席みたいにさぁ」
どうでもいい話は終わり。
瀬戸達みたいに楽しく話を
して笑っていたかった。
川島「そうやね。うん。
野田君って明るいねぇ~。
彼女とかっておんの?」
蓮「いやぁ。おらんねん」
川島「うそぉ~。けっこう
モテそうな感じするけど」
蓮「俺は全然あかんねんや
趣味とかないからさぁ。
なんか趣味を探してるねん
なんかいい趣味はない?」
川島「え~?趣味~?
うちは音楽聞くぐらい~」
蓮「どんな音楽聞くん?」
川島「ラルクとかグレイ。
ラルクのコンサートは夏に
皆で行ってきてんやんか」
なんか雰囲気がよくなった
趣味の話をしてくれていた
俺は川島さんと2人っきり
で話をする事ができてた。
しかし・・・その時・・・
店員「お客様。失礼します
お時間が15分前ですけど」
コース料理の終わる時間が
やってきてしまった。
村田「はいわかりました。
全員後15分やでぇ~」
瀬戸「あ~。もう2時間か
時間すぎるの早いなぁ」
石原「え~もう終わり?」
田岡「次はどこに行く?」
藤岡「カラオケ行きたい」
村田「もう9時やぞ~。
学生はもう帰る時間やろ」
田岡「明日休みやしええよ
終電までに帰ればええし」
瀬戸「みんな元気やなぁ」
村田「じゃあ2次会行く人
は行く人で各自で行って。
ひとまずこれで解散しよ」
全員帰る用意をしてから
会計に向かっていった。