村田「適当言うなよな。
お前らの周りは男子が
やたら多いやないけ」
石原「よってくる男子はね
なんかめっちゃ多いよね。
でもさぁ。全然つまらんよ
かっこつけてるだけやし」
田岡「あー。わかるわぁ」
俺は黙って話を聞いていた
その時にお酒がやってきた
瀬戸「おっ。来た来たぁ。
全員渡していくからねぇ」
全員に配り渡していった。
瀬戸「じゃあ乾杯の音頭を
ここは卓に任せるわぁ」
村田「俺か?わかったぁ」
村田は立ち上がった。
村田「今日は他校同士の
親睦会みたいなもんやな。
これから3年間よろしく」
瀬戸「あれ?終わりか?」
村田「・・・かんぱーい」
瀬戸「お前今忘れてたやろ
強引に乾杯言うてたけど」
田岡「あはははは。村田の
こういう所がおもろいわ」
瀬戸「学校ではどんなん?
卓の学校生活ってのは」
田岡「村田は顔が広いよね
2年の先輩とか陵広の人
とか知り合い多いねんや」
瀬戸「まぁそうやろうな」
田岡「それで興味を持って
話をしたら最初は無視やで
うち完全無視されてんで」
藤岡「あ~。それ覚えてる
玲子キレてたもんなぁ。
隣の席の男は最悪やって」
田岡「あたしを無視るか?
ってあの時は思ったもん」
村田「あの時は色々となぁ
忙しかった時期やってん」
瀬戸「あはははは。そやな
原付免許と中型免許の事で
ずっと勉強してたもんな」
石原「え~。村田中型免許
持ってるん?バイクは?」
村田「乗ってるよ。先輩
から譲ってもらってんや」
瀬戸「飛燕さんのやっけ?
あのでっかい250ccのは」
田岡「ちょっと待ってよ。
村田今度乗せてやぁ。」
村田「ダーメやっての。
乗せる人決まってるねん」
石原「誰なん?彼女?」
村田「違うわ。ボケ。
そこにおる野田の兄貴や」
全員俺の方を見ていた。
蓮「えっ・・・知らんし」
瀬戸「あーそうやったっけ
ファビオ用やったんかな」
弟である俺にはわからない
瀬戸は何かを知ってた感じ
なんか変な感じだった。