第601話 即答で決断

2014年8月13日水曜日

第23部-恋愛彼女編-

t f B! P L
蓮「でも嫌いっていうのも
特別な感情じゃないです?
なんか変じゃないです?」

橋本「何も変じゃないよ。
好きと嫌いは陽と陰だよ」

蓮「でも反対語ですよね?
嫌いっていうのが好きって
いうのはおかしいですよ」

橋本「反対語やないねん。
好きの反対は嫌いやない」

蓮「なんなんですか?」

橋本「反対は無関心や」

蓮「無関心・・・?」

橋本「好きは嫌いに変わる
嫌いも好きに変わるもんや

でも関心が持てないものは
好きにも嫌いにもならん」

蓮「あっ・・そうか・・」

深い言葉であり納得できた

俺は今まで女の子に対して
関心が無いから恋愛自体も
関心をもてなかった。

だから恋愛ができなかった

橋本「自分中心じゃなくて
相手を中心に考えれたら
女の子は近寄ってくるよ。
じゃあ俺は教室戻るね」

チャイムが鳴った。
時間が過ぎるのが早かった

蓮「わざわざ教えて頂いて
ありがとうございました」

頭を下げて見送った。
ロバートは一度も後ろを
振り向くことはなかった。

だけどずっと頭を下げた。
見ていなくてもしっかり
感謝は表現していたかった

俺も教室へ戻っていった。
そしてその日の放課後・・

瀬戸「ごめん下さーい。」

瀬戸が俺の教室へきた。
瀬戸が教室へ来たことで
女子は話を聞きに行った。

瀬戸「あぁ。えっと野田。
ちょっと時間ええかな?」

瀬戸に呼ばれた・・・
それが少し嬉しかった。

廊下で話をすることに。

蓮「どうしたんや?
珍しいやん。お前が俺の
教室に来るなんてや」

瀬戸「誘いに来たんや。
今週の土曜日に北甲の
女子と合コンがあんねん
けどお前来うへんか?」

蓮「えっ?合コンって?
昼間遊ぶとかじゃなくて
夜に酒を飲むって事?」

瀬戸「昼間は俺達にも
色々あるからあかんねん
夜7時からやねんけどな
酒は飲まなくていいぞ」

高校生が紹介で遊ぶって
なると普通は昼間を指す

しかし瀬戸の言っている
のは夜に一緒に遊ぶ話。

やっぱり・・・違う。
大人の世界で遊んでいる

それも普通に誘ってくる
まだ高校1年なのに・・

俺は予定が空いてたので
断る理由もないのですぐ
にその場で行くと伝えた

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