赤井「おい。雑魚たちは
お前達に任せるわぁ。
俺を野田のおる所までの
道を作ってくれやぁ」
赤井が全員に命令をした
兵隊達は指示に従った。
兵隊達が道を作っていく
そして蓮までの道が開く
赤井「よし・・・」
赤井が走って抜けてきた
そして俺達の前に現れた
蓮「・・・赤井さん」
赤井「よぉ。野田ぁ。
もしかしてこいつか?
ロバートの名前を勝手に
名乗ってたってやつは」
赤井が本気でキレていた
雰囲気が変わるぐらいに
秀樹「・・・」
真由「・・・っ。」
秀樹と真由は呑まれてた
俺も怖くなってしまう。
蓮「はい・・そうです」
赤井「そうか。わかった
おい。お前名前はぁ?」
赤井が秀樹を問い詰める
秀樹は黙ったままでいる
赤井「だんまりかいや。
てめぇ。なめてんのか」
赤井が秀樹に近づいてく
秀樹「・・なんやねん。
お前らは関係ないやろ」
赤井「関係あるねんや。
お前がロバートの名前を
騙った瞬間からはな。」
赤井が棒をとりだした。
その棒で秀樹の腕を払った
払ってすぐ棒の軌道を変え
顔をそのまま棒で殴った。
秀樹は後ろによろける。
蓮「すげぇ・・・」
道具は思いっきり振り回す
それが普通の使い方だ。
しかし赤井の使い方は違う
殴りつけるだけじゃない。
道具を使う技術があった。
よろけた秀樹を追いかける
右足を踏み込み右腕伸ばし
棒で秀樹を突いて倒した。
赤井がそいつに近寄る。
そして非情なぐらい殴る。
赤井「てめぇ。コラぁ。
こんなもんじゃすまんぞ。
ロバートの名前ってのは
お前が背負えるような名前
じゃないねんぞ。コラぁ」
止めなければヤバイ・・・
だけど止める事ができない
それだけ赤井が怖かった。
ただ見ているしかなかった
真由は恐怖で震えていた。
赤井が手を止めた時・・・
秀樹は死にかけだった。
鼻は折れて歯も折れている
他にも色々と怪我をしてた
赤井「野田ぁ。悪かったな
俺が偽物やってしまった」
蓮「いえ・・・そいつは俺
の目的じゃなかったんで
倒す手間が省けました。
ありがとうございました」
これで邪魔者が片付いた。
残るは真由だけだった。