第591話 悪魔の味方

2014年8月12日火曜日

第22部-恋愛事情-

t f B! P L
卑弥呼の連中から連絡が
入る。別の男達といると。

蓮「よし。今からいくぞ。
そのまま尾行しててくれ」

俺はすぐに動こうとした。
しかし湯浅さんは動かない
ずっとびびったままだった

俺は湯浅さんに近寄って
一発びんたを打った。

パアァァン。
湯浅さんは放心していた。

蓮「腹くくれや・・・。
全ての元凶は真由やろが。
やられっぱなしやないか。
お前は真由に負けるんか」

湯浅「・・・野田君」

蓮「湯浅さんが倒さないと
卑弥呼の連中はどうやねん
下の者の仇をとるのが上や
湯浅さん以外にこいつらの
仇をとれる者はおらん。
ええかげんに気付けやァ。
それが仲間やろうがぁぁ」

俺は大声で叫んだ。

湯浅「・・・わかった。
そうやね。そうやもんね」

湯浅さんはふっきれた。
何かが彼女に伝わってた。

蓮「よし。行こうや」

俺は湯浅さんの手をとった
そして湯浅さんの単車に
のって現場へ向かった。

現場につくと連絡をくれた
卑弥呼の連中がいなかった

湯浅さんが電話をかける。
電話に出たのは真由だった

蓮「湯浅さん。代わって」

湯浅さんと電話を代わった

蓮「おい。どこおんねんや
今から行くから教えろや」

真由「あんた誰や?あ~。
あんたが愛の男なんか?」

蓮「違うわ。助っ人や。
これからお前を潰しにいく
どこにおるか教えろや」

真由「教えるわけ無いやん
まぁでも教えてもいいかな
うち今インカといるしな」

蓮「なんやと?インカ?」

真由「知ってるみたいやね
そうや。インカのロバート
と一緒におるねんけどな」

蓮「ロバートと一緒やと。
嘘やろ。マジかいや・・」

一気に勝ち目がなくなった
真由はロバートまでもを
味方につけていたなんて。

湯浅「野田君。なんて?」

蓮「ロバートが・・・
真由の味方についてるねん
これは・・・あかんわ」

ロバートの事は知っている
柔道でも一緒にやってた。

あれは・・悪魔だったから

蓮「暗号を言ってくれや。
インカの・・暗号を・・」

インカには暗号があった。
それは前の羅針の総長・・
稲田総長が引退する時に
俺に教えてくれた事・・・

その暗号で全てが決まる。
降伏するか戦うのか・・・

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