第584話 最悪の場合

2014年8月11日月曜日

第22部-恋愛事情-

t f B! P L
蓮「ロープを切らな・・・
なんか刃物は無いんか?」

ロープを切る刃物を探した
しかし刃物は見つからない

釘が少し落ちている。
後は古い本が何冊かある。

周りにあるのは酒のビンと
ダンボールぐらいだった。

蓮「ビンを割るしかない」

ビンを割って刃先でロープ
を切るしか方法が無かった

しかしリスクが高い。
割った音が外に聞こえると
すぐに調べられる・・・

蓮「どうすればいい?」

頭で色々と考えていた。

あれをこうして・・・
そんでこれをああする・・

蓮「それしかないか・・」

あまり時間に余裕も無い。
ここで動くしかなかった。

本をとって適当に破りビン
の中に詰め込んでいく。

後ろ手なのでかなり難しい

そして釘を一本とって縄の
ねじり目に詰め込んでおく

少しだけ間が空くので
そこの間にビンを入れる。

これでビンを固定できた。
そしてビンを柱の角に強く
叩き込んでビンを壊す。

ゴン・・・・バリン。

中に紙を詰めているので
音は非常に少なく割れた。

蓮「・・・大丈夫やな?」

割れたビンでロープを切る
後ろ手なのでロープと一緒
に自分の手も何度か切った

少ししてロープがほどける
やっと自由になった。

蓮「おーいてぇ。手首まで
切るところやったやんけ。
さてと・・・どうするか」

ひとまず止血がしたかった
けどそれは無理だった。

血があまり出ると危険だ。
俺に時間が残されてない。

蓮「2時間が限界かな」

血の出血量を見る限りでは
止まらない限りそれぐらい

脱出の代償が大きかった。

準備をしとくか・・・
ダンボールを破って腹に
入れて最悪の場合に備えた

相手は道具を使ってくる
刃物の場合に備えておいた

蓮「よし。じゃあ出るか。
出口が2つもあるんか?」

出口が2つあった。
俺がいた気づいた時に近い
出口は入り口の部屋だろう

って事は・・・!?

蓮「あっちから出るか」

遠かった方のドアを開ける
その部屋には誰もいない。

蓮「なんや?コレ?」

そこには金庫とビデオが
色々置かれていた。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ