誠二「こいつどうする?」
賢治「縛ってあっちの部屋
に放り込んでおけばええ」
誠二「わかった。」
誠二は蓮の腕と足をロープ
で縛り倉庫に放り込んだ。
賢治「おい。誠二~。
卑弥呼の連中はお前達で
好きにしたったらええぞ。
愛はこっちに置いてくれ」
誠二「ええんか?真由に
怒られたりせんのか?」
賢治「愛とは一度ちゃんと
話しとかなあかんねんや」
誠二「そうか。わかったわ
真由に黙っといてやるわ」
離せ・・・離せやコラぁ。
賢治「やっと来たか・・・
待ってたでぇ。愛」
誠二「じゃあ俺は去るわ。
卑弥呼の連中と遊んどく」
誠二は下りていった。
大声で叫びながら湯浅さん
も連れてこられてきた。
男「連れてきましたよ」
賢治「ご苦労さん。じゃあ
卑弥呼達は好きにしろや」
湯浅「ふざけんなや。賢治
好きにするってなんやぁ」
賢治「イーグルの連中も
色々溜まってるねんや。
愛以外はどうでもええわ」
湯浅「賢治・・・なんでや
なんでこんな事すんねん。
そうや・・・野田君は?」
賢治「あぁ。あの男か?
そっちの部屋で寝てるわ。
いきがってたわりにはすぐ
に気絶してたけどな。
もしかして愛の彼氏か?」
湯浅「違うわ。助っ人や。
イーグルを潰す為の・・」
賢治「はっはっは。残念や
そいつはもうやられてる。
まぁよかったわ。愛の彼氏
やったら殺してたからな」
賢治は湯浅に近づいていく
その時・・・下から悲鳴が
あがってくる。
湯浅「近寄んなや。賢治。
くそっ。何すんねんや」
賢治「愛は反抗的やから。
ここで教えとかんとなぁ」
賢治は湯浅の服を引き破る
湯浅「やめろやぁ~・・」
地獄の惨劇が始まった。
それからしばらくして・・
蓮「うっ・・・ううっ。
ここは・・・どこや・・」
目を覚ますと俺はどこかの
部屋で手足をくぐられてた
周りは暗かった。
辺りを見回すと物置の部屋
というのがすぐにわかった
蓮「そうか・・・後ろから
木刀で殴られたんか・・」
何があったかを少しづつ
思い返していた。
ドアの外からは叫んでいる
ような声が少し聞こえる。
まずは脱出を考えていた。