湯浅「あれは去年の事・・
あたしと賢治と真由と兄貴
の４人は仲がよかった。
あたしが賢治と付き合って
真由は兄貴と付き合ってた
真由は一番強い男が好きで
番長や総長と付き合ってた
そしてイーグルの頭である
うちの兄の女になってた。
賢治はその頃族に何回か
顔を出しているぐらいで
不良の立場があった。
喧嘩も強くて優しかった。
あたしはそんなひたむきな
賢治が好きで付き合ってた
あたしは兄貴の看板を借り
レディースチームを作った
兄貴も応援してくれていた
それまでは幸せだった。
そして今年になって・・・
兄貴はイーグルを引退して
次の頭を賢治に渡した。
兄貴はイーグルの次の代を
賢治にゆずると決めてた。
あたしの彼氏だったから。
理由はそれだけだった。
そして賢治がイーグルを
仕切りトップに立った。
あたしがレディースの総長
で賢治がイーグルのトップ
２人で一番をとっていた。
それは私にとっては幸せ。
でも真由にとっては不幸せ
真由にとっては面白くない
そこで真由は隠れた行動を
して賢治に近づいていた。
そして賢治からあたしは
突然の別れを告げられた。
その時はわからなかった。
後から知ったことだけど
真由は賢治を寝取ってた。
それから賢治は変わって
今みたいにチャラクなった
真由に染められていた。
そして真由のとった行動は
許せない行動でもあった。
真由は・・イーグルの男達
にウチら卑弥呼を襲わせた
真由は・・・卑弥呼は
イーグルの公衆便所と言い
それを聞いたイーグル達は
信じて襲ってきたから。
全員人に言えない経験を
してしまってるねん・・・
全てが許せなくて・・・
うちら卑弥呼はイーグルを
潰さないといけないねん」
蓮「・・そうか。わかった
今日イーグルを潰そうや」
全てが繋がった。
このレディースチームは
イーグルというバックが
あって運営できていた族。
お互いに苦労経験をして
やってきてる訳ではない。
だから仲間意識が低いし
族のやり方が違っていた。
バックに守られている族は
中身が無いため勘違いする
これがいい例だった。
