第550話 昔の女

2014年8月7日木曜日

第22部-恋愛事情-

t f B! P L
蓮「あっ。クレープやぁ
ちょっと食べませんか?」

真理「うん。わかった」

少し歩いているとクレープ
のお店を見つけたので寄る

ベンチに座って食べていた
色々カップルを眺めていた

真理「ねぇ。蓮君ってさ。
どんな人がタイプなん?」

蓮「よくわかんないです。
彼女いた事が無いんで」

真理「えっ?そうなん?
それはなんでなん?」

蓮「なんでって言われても
喧嘩ばっかりしてたから。
彼女作る時間無かったし」

真理「そうなんや。意外」

蓮「何が意外なんです?」

真理「モテそうやんか」

蓮「僕はモテないですよ」

そんな話をしていた時・・
1組の不良っぽいカップル
の女の方が近づいてきた。

??「あれ?野田さん?
羅針の野田さんですか?」

蓮「はい?どちらさま?」

男「羅針って?あの?
じゃあこの人が・・・」

全く知らない女の子だった
男は俺を知っている感じだ

??「もう忘れたんですか?
ひどい。膝枕させといて
それはひどいですよー」

真理「ひざまくら?」

蓮「ちょっと待ってくれや
膝枕なんてしてもらった事
ないしお前の事も知らん
のに勝手な事言うなや」

??「してましたよ。って
野田さんが嫌がる私に
一方的にさせましたよ。」

男「一方的に・・・?」

真理「蓮君ほんまなん?」

蓮「してない。してない」

??「覚えてないんですね。
四神の総長が来るまでの間
寝るからって私を無理矢理
座らせて膝枕してたのに」

蓮「有也との喧嘩・・・?
あっ。あの時の子かいや」

思い出した。幹部達との
喧嘩の後フラフラして仮眠
をとる為に膝枕させた。

その子がこの子だった。

蓮「あぁ。あの時のかいや
でもあれは・・・」

??「あれ嬉しかったんです
野田さん強くてかっこいい
から一目で惚れました。」

蓮「はぁ?ちょっと待てや
つーか俺の話を聞けやぁ」

説明をさせてくれなかった
かなり面倒な女だった。

蓮「玉置さん。行こう。
なんか気分悪くなったわ」

玉置さんと移動した。

??「野田さん。またねぇ。
めっちゃ好きですよお」

大声で恥ずかしいことを
言っていたのを無視した。

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