第541話 約束のモノ

2014年8月6日水曜日

第21部-インカ結成-

t f B! P L
そして話題は変わった。

瀬戸「校長と結局どんな
約束をしてたんですか?」

橋本「話してなかったな。
500で依頼受けたんや」

瀬戸「えっ?マジでぇ?」

橋本「前金で250受けた
後は明日残金振込みやわ」

瀬戸「校長動くとはなぁ」

橋本「魔人がおったんは
ほんま迷惑やったけどな。
遊びたいで来られてたから
ほんまええ迷惑やったわ」

沢田「楽しかったぞ」

橋本「楽しかったやないわ
こっちは楽しくなかったわ
今日魔人とやってる最中に
負けるか思ったんやから」

宮根「まあまあ。あんまり
喧嘩せんようにしとけよ」

宮根さんが止めていた。
仲の良い関係がすぐわかる

柴田「そろそろ出ようか。
もう時間やってよ~」

宮根「はーい。了解です」

橋本「明。払ってきてて。
法人のカードで支払いな」

橋本は瀬戸にカードを渡す
瀬戸が先に支払いに行った

宮根「会計処理難しいなぁ
明日計算面倒くさいわぁ」

橋本「頼りにしてるよぉ。
うちの経理部長さん。
由紀と京子は服のデザイン
もうすぐできそうかな?」

由紀「デザイン画はあるよ
ただサイズが難しいかな」

橋本「デザインは俺見ても
わからんから柴田と安部に
見せて判断してもらって」

京子「全員寸法とりたい」

橋本は仕事の話をしていた
それが妙に大人っぽかった

学生社長・・・そんな人だ
誰にもできない事をしてる

そして全員外に出て帰る。
ごちそうさまでしたと挨拶
をして全員散会した。

とても楽しい一日だった。
インカの日常に触れた俺は
世界観が広がっていた。

目指す所がインカになった
神戸連合を目指すのは違う
もっと遥かに上があった。

この興奮はおさまらない。
羅針の連中に話がしたい。

次の集会が楽しみだった。

そして次の日・・・
1年4組の俺のクラスに
橋本がやってきた。

橋本「おっはよー。みんな
ゴメンね。野田君いる?」

クラスの連中は驚いた。
生徒会長がクラスに来た。

美樹が近づいて話していた
そして俺も近づいていった

橋本「はい。約束のモノね
確かに渡したからねー」

蓮「ありがとうございます
大事にします。」

橋本は笑って去っていった

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