第528話 責任と重圧

2014年8月6日水曜日

第20部-兵庫連合-

t f B! P L
橋本「追わなくていいよ」

安部「なんでなんや?」

橋本「全てを失わせたい。
そう思ってるねんやんか」

瀬戸「そうか。そうやな」

橋本は水島から仲間も
居場所も信頼も何もかも
奪ってしまう気だった。

完全消滅しか望んでない。
美樹の居場所を失くす為。

恐ろしいほどしたたかで
怖いぐらいに冷静だった。

橋本「もういいよ。沢田。
後は最後にスッキリしろ」

沢田は水島の首を掴み全力
で顔を殴って吹き飛ばした

沢田「これで終わりやな。
あ~スッキリしたわぁ」

この瞬間・・決着がついた
と・・誰もが思っていた。

ただひとりを除いて・・・

橋本「おい。聞こえるか?
お前名前は何ていうんや」

橋本は水島に近づいて聞く

水島「水島・・・や・・」

橋本「水島か。お前は頭と
してどう責任とる気や?」

まだ終わっていなかった。
これから責任を取り出す。

宮根「まだ終わってない?
これから責任とるんか?」

瀬戸「恐ろしい人や・・・
あんなん一瞬でも敵にした
と思ったらめっちゃ怖い」

水島「俺が・・何した?」

橋本「メンバーにシンナー
させたり一般人に絡んだり
迷惑かけまくってたやろ。
その責任をどうとるよ?」

水島「そんなん・・知らん
俺は・・・関係ないわ」

橋本「バカか。関係無いで
済むような立場ちゃうやろ
下の責任を全部とれや」

宮根「そういう事かいや」

瀬戸「やっとわかったわ」

全ての責任を集めた理由で
橋本は話をしていたから。
それがやっとわかった。

そして悪魔神官の裁きが
始まっていった・・・

橋本「まず解散しろや。
社会に迷惑かけてるから。
解散届けを持って警察に
明日提出してこいや。

そんで二度と走るなよ。
大きくなった責任を背負う
ことができへんのならな」

水島「わかった・・・」

水島は大きくなった自分の
責任など考えてなかった。

その責任の重さがずっしり
今のしかかってきていた。

とんでもない重圧・・・
関係ないとは言えない重さ

その責任を感じていた。
橋本に言われて気づいた事

それが今回の裁きだった。

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

Translate

ツイッター タイムライン

ページビューの合計

QooQ