橋本「さて後はお前達や。
これが頂上決戦やなぁ。
おい。全員ストップや。
頭同士のタイマン見ろや」
三浦「あ~?タイマン?」
村田「頭同士かいやぁ」
全員橋本達に近寄ってきた
兵庫連合側と勝利の会側に
分かれて頭同士のタイマン
を見守ることになった。
橋本「これで決着つけよう
頭同士のシバキあいやわ」
水島「これが勝利の会か。
くそっ!!勝てるんかいや」
水島は勝利の会に呑まれた
橋本に呑まれてしまってた
有利も不利も関係が無い。
それでここまでやってきた
最後の決着を他人に任せる
その信頼関係も羨ましい。
チームとしても個人的にも
何一つ勝てる気がしない。
沢田「おい。呑まれるなよ
お前の相手は俺やからな」
沢田はリラックスさせた。
この勝負で遺恨を残さない
為にも相手に全力を出して
もらう事が必要だったから
沢田は右翼の構えをとった
そして一気に間合いを詰め
先に攻撃を仕掛けていった
水島は体を腕でガードした
沢田はその腕ごと振り抜く
沢田「うおおおぉぉぉ~」
ドゴオォォン。
水島は強引に体事後ろに
もっていかれてしまった。
水島「なんや。この力は」
背筋が凍るような怖さだ。
これをまともに受けると
想像がつかなかったから。
沢田は見せつけるように
ガードの上から殴っていた
沢田「よっしゃああぁぁ。
じゃあ一気に行くぞォ。」
沢田は一気に攻め立てる。
しかし水島も反撃に出る。
沢田の顔を殴りにかかる。
沢田はステップバックして
パンチをかわして殴り返す
しかし水島は蹴りを返す。
沢田は前につめ芯を外して
蹴りをうけていた。
沢田は肘を叩き込む。
そしてみぞおちを殴る。
頭の下がった所を膝で蹴る
上体が伸びきった所で心臓
に肘を打ち込んでいた。
水島は膝から崩れ落ちた。
橋本「ダウンさせるなよ。
けじめをとらせるねんや」
沢田は髪を掴み倒さない。
無理矢理体を引き起こして
一方的に殴っていった。
水島もたまに反撃するが
力の無いパンチばかりだ。
意地だけで戦っていた。
誰が見ても絶望を感じた。
兵庫連合の連中は逃げる。
恐怖から逃げ出していた。
小宮「おい。待てや」
何人か追いかけようとする
が橋本は追うのを止めた。