橋本「さてと残りは2人か
お前は平岡やったっけな」
平岡「あぁ・・・そうや。
まさかここまでとはな」
橋本「俺の方も一瞬焦った
あれだけすぐに俺達を追う
者が来た時点でわかったわ
お前が狙わせたって事な」
平岡「さすがやな。怖いわ
その強さが恐ろしいわ」
水島「たった一人でか・・
信じられへんわ・・・」
橋本「現実やで。全てな」
平岡と水島は話をしていた
橋本に気づかせない為に。
太田「ぐぅぅあぁぁぁ」
爆弾で吹き飛んだ太田が
なんとか立ち上がり後ろ
から不意打ちを狙った。
橋本は気づいていない。
集中を自分達に向けた。
しかし平岡達は気づいて
いなかった。
その後ろから走ってくる
一人の男の存在を・・・
柴田「だあああぁぁぁ」
太田「ぐあっ・・・」
後ろから走ってドロップ
キックをくらわせた。
平岡「なっ・・・誰や」
平岡達は予想外だった。
太田に気づかない橋本を
罠にはめたと思っていた
のに邪魔された事に
柴田「危なかったな」
橋本「遅いねんや」
柴田「まぁちょっとな。
なんか合流してもてな」
橋本「合流?なんの?」
橋本はその奥を見て驚く。
そこには喧嘩していたはず
の仲間が全員来ていた。
橋本「明・・・卓・・・
なんやねん。全員揃って」
沢田「やっと会えたなぁ」
宮根「助けに来たんやけど
別にいらんって感じやな」
村田「勝利の会集結やわ」
瀬戸「美樹から聞いたよ。
全部理由は・・・」
橋本「なんやそうかいな。
じゃあ周りの他の連中は
お前達全員に任せるわ。
沢田だけこっち来いや」
沢田「なんやねんな」
橋本「決着つけようや。
平岡は俺とやろうや。
沢田はそっちとタイマン」
水島「沢田って・・・?
山丸仕切ってた沢田か?」
沢田「誰や?あいつは?」
橋本「知らへんけどなぁ。
頭みたいやわ。最強同士で
決着をつけてしまってや」
橋本は平岡に近寄った。
平岡と勝負したかったから
どこかで何か認めていた。
兵庫連合を大きくさせた
のは平岡の頭があったから
それがすぐにわかった。