??「はーい。ストップ~
合言葉を言ってくれや」
門番に止められる。
合言葉が必要だった。
橋本「ごめん。知らない」
そう言って通り過ぎる。
門番は止めにかかった。
止めにかかった手を掴み
関節を決めて投げた。
会津藩御式内の立捕の技
四方投げで投げた。
(講道館柔道とは別の
柔術の投げ技。
肩と腕を極めて投げる)
そして前へ進んでいく。
門番「おい・・待てや。
そいつ侵入者やぞ~」
門番が叫んで振り向く。
全員が橋本を見ていた。
橋本「もう遅いよ~」
橋本はプラスチックを
無造作に取り出した。
そして何かを仕掛けて
そのプラスチックを人の
集まっている所へ投げた
カッ・・・。ドーン!!
そのプラスチックは地面
に着くと同時に爆発した
周りの人間は爆発に
巻き込まれて怪我をした
女「きゃ~~」
男「うわぁぁ。逃げろ」
連中は奥へ逃げていく。
何も言えない恐怖が襲う
その爆発音に奥にいた
幹部達も異変に気づく。
太田「なんや?今のは」
矢島「喧嘩か?おい」
秋田「誰がこんなことを
してんねんや。おい」
平岡「悪魔神官やろな。
勝利の会の連中やろう」
水島「悪魔神官?あの?
なんで俺達襲うねんな」
悪魔神官・・・それは
橋本に自由を潰された者
がそう呼び始めていた。
悪魔のように非情になり
悪魔のような強さを持ち
悪魔の判断で全て決まる
個人の意見は無視される
しかしその判断には何か
納得させる力があった。
勝利の会の特別な存在。
悪魔神官を敵に回すのは
避けるべきな話だった。
秋田「悪魔神官か・・・
面白いやんけ。おい」
矢島「倒してやるわ」
秋田「兵庫連合を
なめてるやつは殺す」
犬伏「同感やわ」
幹部達が前へ向かった。
悪魔神官を狩りにいった
平岡「気をつけろよ。
噂以上やねんからな」
平岡は警戒していた。
昼に下の者に連絡して
こんな時間まで逃げて
集会所まで来ていた事
に恐怖を感じていた。