瀬戸は頭を下げてその場を
去り探しに行くふりをした
全員瀬戸についていく。
瀬戸「よしわかったわ。
暴れてんのは会長達やわ。
そんで兵庫連合の溜まり場
は彼岸っていう喫茶店や」
宮根「族はバカやなー。
嬉しそうに行ってたけど」
沢田「ヨイショに弱いねん
心に隙があるねんからな」
小宮「さっさと探して合流
した方がいいですよねー」
坂田「別れて探します?
その方が早いかもしれん」
瀬戸「2組に分かれてや。
宮根組と沢田組で別れて」
西島「瀬戸はどうする?」
瀬戸「俺はちょっとの間
単独行動させてもらうわ。
一人の方が動きやすい」
沢田「単独行動?まさか
一人で攻める気なんか?」
瀬戸「まさか。そろそろ
待ち合わせの時間やからな
あんま目立ちたくないし」
坂田「おい・・・でもな」
沢田が坂田を止める。
沢田「わかった。じゃあ
これだけ約束してくれや。
たった一人で乗り込むな」
瀬戸「あ~。わかった。
45分後に待ち合わせや。
この場所でまたな。」
沢田「わかった。任せた」
宮根「無茶はするなよ」
沢田と宮根はどこか行った
瀬戸「さーてと。行くか」
瀬戸は駅前へ向かった。
その頃・・・橋本達は・・
お昼ごはんを食べていた。
柴田「つーかどうするよ。
何にもわからんねんけど」
安部「こんなゆっくりご飯
食べててええんかいな?」
橋本「ええよ。探している
連中が必死になって疲れて
もらわんと割り合わへん」
橋本は長期戦を覚悟してた
たった3人では難しいから
決着を夜につける気だった
外で探している人数は多い
敵には無駄なことをして
もらう方が都合がよかった
そして瀬戸は合流する。
瀬戸「よぉ。悪かったな。
わざわざ来てもらって」
村田「あぁ。別にええよ。
どうせ暇やったしな」
瀬戸は村田を呼んでいた。
電車に乗る前に電話をして
瀬戸が頼んで呼んでいた。
だいたいの経緯を話した。
村田は事情を把握した。
村田「そんな事がなぁ~」
瀬戸「まぁ辛いねんけど」
村田「じゃあ俺が仲介役に
入ったるわ。探そうぜ」
瀬戸「卓・・・サンキュ」
2人の仲は変わらなかった
瀬戸はそれが嬉しかった。