燃えている単車に人が
だんだんと集まってきた。
そのギャラリーの中に
不良に話しかける立場の上
のような不良を発見した。
橋本「よし。行くぞ」
橋本は近づいて声をかける
橋本「おい。ちょっと・・
あっちで話があるんやわ」
不良「あ~。なんやねん」
橋本は不良の服を掴み
無理矢理移動させる
橋本「兵庫連合か?」
不良「まぁ・・そうやな。
お前達はなんなんや?」
橋本「兵庫連合に入りたい
幹部か頭に会いたいねん」
不良「やめておけ・・・。
今の兵庫連合はあかんわ」
柴田「はっ?なんでや?」
橋本「何があったんや?」
不良「暴走してるねん。
族を潰しまくってしまって
族潰しが目標になってる」
安部「族潰しが目標か?」
橋本「指揮者不在なん?」
不良「幹部は女遊びばっか
で調子に乗ってるだけや」
柴田「ボロボロやなぁ」
安部「俺達も同じもんや」
橋本「なんでお前そこまで
話をしてくれるんや?」
不良「お前勝利の会やろ?
以前見た事があんねんや」
橋本「知ってたんか?」
不良「あぁ。知ってるよ。
あんたらの強さもな。
あの火事もあんたらやろ?
あんたらしかできへんわ」
柴田「誰や・・・お前?」
不良「兵庫連合・・・
神戸支部の・・・平岡や」
安部「神戸支部って?」
橋本「他に支部は?」
平岡「明石と尼崎・・・」
橋本「ほぼ兵庫やんけ。
あ~。面倒くさいなぁ」
柴田「人数はどれぐらい?
全部でどれぐらいなん?」
平岡「1500ぐらいや・・・
普通の奴らもおるだけや。
実質ヤンキーは少ないわ」
橋本「普通の奴らが何で?
覚悟はできてるもんか?」
平岡「できてへんやろうな
ただ兵庫連合っていう名前
が使えると便利やろうから
入っているだけやと思う」
橋本「それで暴走したか。
誰も止めれなくなったか」
平岡「そうやと思うわ・・
今の兵庫連合は楽しない」
柴田「俺達は兵庫連合を
潰しに来たんやけどさぁ」
安部「別に構わへんか?」
平岡に確認をした。
居場所を潰す事になっても
構わないかどうかって事を